シーグラ日記`00 -7.25-

今日は機器展の初日です。この中間日がいろいろと催し物が始まってにぎやかになる日です。今日の予定はコースをFullDayで受講の予定でしたが、このブースを見るために昼休みに機器展をちょっとだけのぞいてきました。
機器展のパンフレットを見たときに、「Sonyじゃなくて、SCEで出展している!!」というのが最大の注目の原因でした。しかもど真ん中に大きなコマで!!噂には聞いていたGSを積んだグラフィックワークステーションが出るに違いない!と見に行ったら・・・残念ながら、発表されたのはGSボードを16枚(だったかな?)積んだお化けGSボックスでした。しかし出力されていた映像はすごかったです。グラフィックワークステーションはもうしばらく待たされるのでしょうね・・・
#撮影禁止だったので、写真は撮れませんでした。

こちらは、SIDE EFFECTSのブース。いままでの、イメージとは違って、オレンジでまとめられたデザインになっていました。今回のブースの場所は中央に近い場所でしたが、ちょっとこじんまりとした大きさになっています。`92のオーランドみたいでちょっと懐かしい(^^;X-MANの事例が見られるという事でしたが、スケジュールがあわなくて、見ることが出来ませんでした。明日のお楽しみですね。

で、隣のブースがHPでこちらでHPのLinuxを積んだワークステーションで、Houdiniのデモンストレーションが行われていました。ユーザー会やブースでのデモンストレーションはLinuxで行われていました。会社のNTワークステーションよりちょっと遅め、O2よりかなり早め・・・というのは気のせいなのかなぁ・・・(^^;

Alias|Wavefrontのブースでは夕方から日本語によるデモンストレーションとILMのユーザー事例の発表が行われました。横ではMAYAグッズのコーナーが・・・

で、パーフェクトストームでは嵐、嵐の連続で相当なカット数のCGIが使われているそうです。事例の説明では、コンポジットの各レイヤー毎にどのようにイメージを構築していったのか、細かく説明がされたので、とても面白かったです。

昨日、日本ではリリースされたVer3.0のデモンストレーションも行われました。細かな使い勝手の良さを重視した改良とTRAXを使用したデモンストレーションでした。TRAXはノンリニアアニメーションツールということで、どうしても CHOPSやアニメーションミキサーと比較してしまいますね。

今日受講したコースは、Animating Humans dy Combining Simulation and Motion Captureという、モーションキャプチャーで取り込んだアニメーションデータにシミュレーションを加えて、筋肉の動きを再現したり、動きに対してスケーリングをかけたり等二次的なデータを作成してしまおう、といった内容でした。最近ではモーションキャプチャーを使う頻度が非常に高くなっているので、どのようにモディファイしたらよいのか、といった自分の仕事関係でも大いに参考になる部分がありました。さすがに数式は理解できませんでしたが。(^^;それでも、コースノートなどを参考にすれば、自分のレベルにあわせて色々と勉強になるのがコースの面白いところですね。