今年のSketch&Applicationsはこんな感じ

今年はパネルがなくなってしまいました。まぁ、軽いディスカッションはSketch&Applicationsでも行われているので、全くなくなったという感じではないと、個人的には思っていますが。プログラムは昨年とは異なって各カテゴリに分類されているので、スケジュールは立てやすいですね。

7/30 水曜日

Effects Omelette:
Terminator3のメイキングあり。
3D Performance Matching for "Terminator3"とか"Melting a TerminatriX"といったタイトルがあります。
8:15 – 10:15 am

Rendering:
レンダリングテクニックに関する紹介 。
8:15 – 10:15 am

BRDF:
BRDFに関する紹介
8:15 – 10:15 am

Modeling:
モデリング関連の紹介
8:15 – 10:15 am

Visual Innovations:
新しい視覚表現の考案。
8:15 – 10:15 am

Building Character:
"Load of the Rings : The Two Towers"、"Halk"などキャラクタに焦点を絞ってIK関連、セットアップ、シェーダーのテクニック等の紹介。
10:30 am – 12:15 pm

Augmented & Mobile Reality:
現実感に関する様々な方面での試み。航空管制システム、リアルタイムで写真イメージをリアルに合成するシステム、カメラやビデからリアルな反射やライト情報をキャプチャする試みなど。
10:30 am – 12:15 pm

Level of Detail:
Per-Pixel Smooth Shader Level of Detailなど。
10:30 am – 12:15 pm

Social Networks:
対話型webグラフィックスやインタラクティブコンテンツなど今後のネットワークコンテンツに関する事例など。
10:30 am – 12:15 pm

Surface Reconstruction:
リジッドボディダイナミックスでのNon-Convex(凸が発生していない)サーフェースの生成方法など、プログラムによってオブジェクトを再構築するテクニックの紹介
10:30 am – 12:15 pm

Interaction:
仮想と現実の相互作用によってもたらされる様々な効果に関して。
1:45 – 3:30 pm

Sound & Dance:
テキストから唇の動きを視覚化する試み、自己編集、自己同期するダンスプログラムなど。
1:45 – 3:30 pm

2D or Not 2D:
ノンフォトリアリスティック・カメラー多重ストロボによるシルエット検出の方法、写真をファジー理論にを応用して自動的にアジアンアートに変化する技術など。様々なロジックを考えてイメージを作り出す技術が紹介されます。
1:45 – 3:30 pm

Video Techniques:
ビデオ技術関連。live 3D videoやReal-Time View Morphingなど映画の特殊効果的な表現がほぼリアルタイムに表現するための事例。
1:45 – 3:30 pm

Art Installations:
インタラクティブな環境に関する内容。
オーディオを使って目の不自由な方に空間的な認知を試みるプロジェクトやフランクムーアーの作品を解釈するためのインタラクティブな環境の構築事例など。
1:45 – 3:30 pm

The Matrix Revealed:
全てMatrix Revealedのメイキング。イメージベースフェイシャルアニメーションなど人間の表現に関する内容が多い。
3:45 – 5:30 pm

Hardware Algorithms:
カメラからのイメージを使用したディフューズライティング、PlayStaion2での水の表現、PlayStaion2でのRendermanの実行など。
3:45 – 5:30 pm

Different Strokes:
ポリゴンベースのパステルスライクなレンダリングなどリアルタイム系のノンフォト表現の事例がいくつかあります。
3:45 – 5:30 pm

Eyes, Nose, and Body:
目の動きに関する表現や応用事例、嗅覚の視覚化のための鼻の動きのトラッキングなど。
3:45 – 5:30 pm

High Dynamic Range & Tone Mapping:
写真画像からの影の除去など
3:45 – 5:30 pm

7/31 木曜日

Production Rendering:
プロダクションレンダリング、「ハリーポッター」、「X-MEN2」、「トリプルX」の事例紹介あり。
8:15 – 10:15 am

Haptics:
Hapticsとは触覚型インタフェースの事です。
8:15 – 10:15 am

Visualization:
8:15 – 10:15 am

Textures:
イメージベーステクスチャリング:視点と明かりからサーフェースの変化の情報を得るテクニック、リアルタイムのためのスペクトルテクスチャリング、リアルな布を表現するための双方向性テクスチャリングなど。
8:15 – 10:15 am

Archeological Reconstruction:
考古学でのCGの応用に関して:
古代建築物のCGでの再現、レーザースキャニングを使った遺跡の復元など。
8:15 – 10:15 am

Simulation in Production:
シミュレーション技術のプロダクションでの使用例。
"Shrek2"、"Antz"でのほこりの表現、"Hulk"でのデジタル破壊物の作成など。
10:30 am – 12:15 pm

Water, Water Everywhere:
ドリームワークスの新作アニメーション「シンドバッド」から水の表現の事例、他
10:30 am – 12:15 pm

GPU/Image-Based Modeling & Rendering:
GPUを使用したLシステム、パーティクルシステム、イメージベースモデリング等。
10:30 am – 12:15 pm

Devices:
ビデオプロジェクタを使ったインタフェース、レーザーポインタ使用したスクリーンインターフェース等
10:30 am – 12:15 pm

Performative Projects:
ライブオプティカルモーションキャプチャー、バーチャルテクノロジーとモーションキャプチャの演劇への応用、マルチユーザーパフォーマンス、などモーションキャプチャやバーチャルテクノロジをパフォーマンスに応用した事例。
10:30 am – 12:15 pm

Production Workflow:
プロダクションワークフロー、ドリームワークスでのMAYAアセットの事例、デジタルドメインでの複数ソフトウェアでのワークフロー例、ILMでの"Hulk"のワークフロー例など。
1:45 – 3:30 pm

Simulating Nature:
ゲームエンジンでの高速、リアルな雲の表現、忠実な植物の葉の表現、降雪表現の新しい方法、火山の噴煙の表現など。
1:45 – 3:30 pm

Virtual Reality Displays:
3方向からのライトによるサンプリングで物理的解析を行うシステム、19世紀のパノラマ絵画の利点をプロジェクタシステムに応用したインタラクティブスペースなど、VRでも表示関連に的を絞った内容。
1:45 – 3:30 pm

Physical Interfaces:
テキストを触覚システムにフィードバックするシステム、感圧ペンを使用したバーチャル彫刻システム、ロープを登る事でwebブラウズするシステムなど、フィジカルな(体を使った?)インターフェースに関する内容。
1:45 – 3:30 pm

Street Tech:
お互いの現在位置を相互参照する腕時計システム、公共サービスの事例からDJシステムまで。
1:45 – 3:30 pm

Fluids & Level Sets:
流体シミュレーションに関する内容。デジタルドメインの方のセッションもあります。
3:45 – 5:30 pm

Modeling & Collision:
衝突によるオブジェクトのモデリング表現のプロセス、手書きの樹木から3Dデータを生成するためのインタフェース、任意のトポロジから毛質サーフェースを生成するインタフェースなど。
3:45 – 5:30 pm

Faces:
デジタルクローンによる人の顔の生成、時間と動きを参照したしわの再現、 リアルタイムイメージベースフェイシャルアニメーションなど。
3:45 – 5:30 pm

Narrative Translations:
物語からの視覚化するための方法に関する事例。
コメディーのアルゴリズムのためのリアルタイム編集システム、物語を作成している間に、映像、イメージ、音楽を構成して物語を視覚化するシステムなど。
3:45 – 5:30 pm

Motion Capture:
モーション編集の繰り返しによって、知覚的要素によってモーションキャプチャを速く、正確にするシステム、キネマティックスとダイナミックスを統合したキャラクターアニメーションシステム、3Dスキャンとモーションキャプチャを使用したフェイシャルアニメーションシステム、など
3:45 – 5:30 pm