シーグラ日記`03 -7.28-

コンベンションセンター裏からの景色です。ヨットハーバーになっていて、昼食はこのテラスでBBQが販売されます。気温は予想に反してかなり涼しくて、半祖、短パンではちょと寒いかもしれません。LAより南下するので、暑くなると予想していたのですが。 

午前中はPAPERのTexture Synthesis by Exampleを受講しました。繰り返しで継ぎ目の無いテクスチャの生成とその応用に関する論文発表です。デザイナーレベルでの継ぎ目の無いテクスチャを作成する方法としては上下左右反転のミラーリングによるもの位しか考えられませんが、最新の技術発表では、テクスチャの繰り返しを作成するために斜めに配置して UV座標を操作したり、様々なレイヤーを作成する事で複雑な形状への張り込みに対応したり、動画対応のためにマスク情報に時間軸を持たせる等、ちょっとデザイナーの思考回路では浮かばない方法論が発表されました。ゲーム製作の現場でも、「継ぎ目の無い繰り返しテクスチャ」というものは基本的なものですから、すぐに実践で応用できる分野ではないかと思いました。将来的な展望として、ビルボード的な手法で表現されていましたが、3Dでのレイアウトに使用する例もプレゼンテーションされました。 

午後はアニメーションシアターを一気に全部みてしまいました。(^^: これから機器点等いろいろ見るものが多くなってくると、どうしても空き時間に見るようなスケジュールになってしまうので、今のうちに見てしまっておこうという作戦です。昨年と同様に半日のスケジュールで全てのタイトルを見る事ができるほどのボリュームです。部屋は1部屋のみ・・・年々規模が小さくなってきているような。後述のエレクトロニックシアターでもこちらで上映された作品を複数編集してオープニングとして使用されていました。印象に残った作品はNvidiaのリアルタイム生成された"YAH!! THE MOVE" リアルタイムで生成されている説明抜きで見ると、レンダリングイメージと全く印象が変わらないので、私は完全に気付きませんでした。Ardmann Anmation の CGsak作品がアニメーションシアターに2作品入選していました。BLOBSはショートコメントの作品で、間合いや動きだけでも笑えてました。(きっと英語がきちんと聞き取れていれば、もっと笑えたでしょう。)もうひと作品は"THE TALES" という作品で、こちらも微妙な間合いやキャラクタ同士のやり取りで笑わせる作品でした。(ここで自分のヒアリングの貧弱さを思い知らされました(-_-;) CGになってもクレイアニメーションの作品のような動きのメリハリ独特な画面のノイズが変わらない点が印象的でした。 

夜からエレクトロニックシアターに。私はこのイベントでSIGGRAPHのお祭り気分が出てくるように感じます。会場はコンベンションセンターから離れているシアターで行われました。3階建ての大きなシアターです。オープニングで1993年当時のエレクトロニックシアターの作品が一部紹介されました。う~ん、もう10年たっているんだなぁ~と見ていると、「この10年間でCGは変わりましたか?」といった質問がクレジットされ、しつこく「変わった?」と問われましたが、笑いのツボだけは昔と変わっていないような気がします。(笑)今年はとにかく笑わせる作品が多かったと感じました。笑わせるオチの作品としては"GONE NUTTY"が一番受けていました。 Blue Sky Studioの作品で「アイスエイジ」で出てきたリス(?)が主人公の作品ですが、今度のドングリを巡る不幸は地球規模にまで及んでいます。最後のオチに会場が大笑いでした。個人的にとても印象に残ったのは、DEGITAL DOMAINの"ADIDAS MECHANICAL LEGS" で動きがとても格好良かったです。