リアルタイムに操作したパフォーマンスをデータに残したものがsegment(セグメント)。
セグメントには各スライダやボタンの時間軸に沿った操作情報が記述されている。これをいくつも作成して、タイムライン上に配置することができる。この機能を使って、長いシンセをカット毎に分けて納得行くまでイメージを作成することができる。
セグメントの再生
シンセファイルにある予め設定されたセグメントを再生してみよう。ArtWorkのLanguageはサウンドファイル、複数のセグメントが組み込まれているので、サンプルとして理解しやすい。(ダウンロードに時間がかかりますので、回線の細い方は注意。(^^;)
セグメント・リストの左端のチェックボックスをクリックすると、トランスポートのモードが自動でPLAY SEGMENTに変更される。タイムライン上にセグメントがリストと同じ色で表示される。PLAYボタンを押して、セグメント部分が再生された時のスライダやボタンを見てみよう。記録されたパフォーマンスが再生されているのが見られる。
セグメントの作成
セグメントは予めInポイントとOutポイントを設定する必要がある。また、その範囲が予め設定されているタイムラインのレンジ内に設定されている必要がある。タイムラインのレンジは読み込まれるサウンドファイルによって決められる。
新しいセグメントの作成はセグメント・リストの空欄になっているグレーのリストにセグメント名を入力する。
タイムライン上のオレンジ色のフレームバーをInポイントとなるフレーム数に移動する。セグメント・リストの数値が表示されている左側のカラムを右クリックすると、Inポイントが設定される。
同様にフレームバーをOutポイントとなるフレームに移動して、セグメントリストの 右側のカラムをクリックするとOutポイントが設定される。Inポイント、Outポイントは随時変更することが可能だ。