BCF2000

諸事情により急遽手元にMIDIデバイスが必要になってしまった。ゲームパッドだけではコントロールできる数は少ないし、常にボリュームをコントロールしなくても良いようなパラメータだったら、やはりフェーダーの方がコントロールしやすい。日本でこの手のハードを店頭ですぐに手に入れるのはちょっと大変だなぁ・・・と思いつつ、数件の楽器店を探したところ、運良く
Behringer BCF2000 を店頭入手することが出来た。

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このMIDIデバイス、つい先日もBlogにUPしたが、Touchで既プリセットが用意されており、動作確認もされているので購入も安心。現状、Touchのデフォルトで用意されているバーチャルフェーダーは16だが、BCF2000では8フェーダーをs1~s8、8エンコーダーをs9~s16に割り当てられている。ArtWorkをいくつか操作してみたが、操作感はなかなか良さそう。頻度の低いものはエンコーダーに、頻繁に操作するものはスライダーにという割り振りをすれば、問題ないだろう。購入してから知ったのだが、このデバイス、モータードライブフェーダーで、MIDI Device MapperのOutputでBCF2000を指定、シンセを自動プレイにすると、パラメータの変化に対応してフェーダーも動く。これはちょっと感動的。見た目の面白さもあるが、あらかじめレコーディングしておいたセグメントを自動プレイさせておいて、途中からフェーダーをいじってリアルタイムプレイにしても、フェーダーが然るべきポジションで固定されて操作しやすいという、実用性のある機能だ。これで、実売2万円台というのはコストパフォーマンスが高い。