PlayerMixerGuide 6.5セグメント

Touch0017 PlayerMixerGuideの翻訳版です。インデックスはこちらから。

6.5セグメント

セグメントとは
セグメントは、In PointとOut Pointによって構成されるタイムライン上のセクションです。InPointとOutPointの間に記録されているアニメーションも含まれます。セグメント・オプションは、セグメントを右クリックして、セグメント・ポップアップ・メニューからアクセスします。

image060830_01 image060830_02

セグメント・リスト
Segment Listは、全てのセグメント、プリセットをリストアップしたものです。リストはシンセの製作者がレイアウトを指定することが出来ますが、デフォルトではウィンドウの右側にレイアウトされています。

image060830_03 image060830_04

リスト上で、中ボタンでドラッグしてリストをスクロールさせることが出来ます。セグメントを右クリックして、セグメント・ポップアップ・メニューからセグメントオプションにアクセスすることが出来ます。
セグメント・ポップアップ・メニューにアクセスしてMove up、Move Down、Move to TopまたはMove to Bottomオプションを選択して、セグメントの並び順を変更することが出来ます。このメニューでセグメントの削除、複製、プリセットへの登録を行うことが出来ます。(Presets参照)

タイム・ライン
全てのセグメントは、タイムライン上に存在します。タイムラインの長さは、オーディオ・パネルで指定した、オーディオのファイルに対応します。タイムラインは、フレームの長さを表示します。カレントのフレームは、オレンジのフレームバーによって表示されます。現在選択されているセグメントは、タイムラインの上部に表示されます。シーケンスとして組み合わされたセグメントはタイムラインの下部に表示されます。

image060830_05

InPoint、OutPointの設定
セグメントをレコーディングする前に、InPointとOutPointを設定します。フレームバーをIn Pointにするフレームに移動します。セグメントリストで設定するセグメントの左列を左クリックします。次に、フレームバーをOut Pointに移動します。セグメントリストで今度は設定するセグメントの右列を左ボタンクリックします。

image060830_06

セグメントのIn PointまたはOut Pointをリセットする場合、セグメントをトリム(短縮するまたは、広げる)します。
これにより長いセグメントをパフォーマンス、記録することができます。そして、セグメントを複製、カットして、必要とするレンジに設定することが出来ます。

In/Out Pointsをセットした後に、タイムラインの上でセグメントをシフトすることもできます。タイムラインでシフトする位置にフレームを移動します。リストの変更するセグメント上で右ボタンクリックして、Shift to Current Frameを選択します。セグメントは現在のフレームをIn Pointとしてシフトします。

Out Pointの右側にあるフラッグは、シーケンス・フラッグです。このフラッグをONにすると、シーケンス・プレイの時に、そのセグメントが含まれます。Playing A Sequenceを参照してください。

image060830_07

セグメントの再生
セグメントを再生するために、まず、セグメントを選択します。セグメントを選択するには、セグメント名の右側のボックスを左クリックします。セグメントを選択すると、モードは、自動的にPlay Segmentに変わります。Playボタンを押して、レコーディングしたセグメントを再生します。

image060830_08

ShiftやCtrlキーを使いながらセグメントを選択すると、様々な再生オプションを設定することが出来ます。

Shift+off
セグメントを選択すると、現在のフレームからセグメントが再生されます。
再生フレームは変更されません。

Shift+ on
セグメントを選択すると、セグメントのスタート・フレームに移動してから再生されます。

Ctrl+off
セグメントを選択すると1回だけ再生されます。

Ctrl+on

セグメントを選択するとループ再生されます。

シーケンスの再生
シーケンスはタイムライン上のセグメントが連続して並べられた物です。1つのTouch Trackにつき1つだけシーケンスが存在します。モードをPlay Sequenceに切り替えると、シーケンスを確認することが出来ます。シーケンスは、Segment Listの上から順番にセグメントをタイムライン上に配置します。一番上のセグメントは、最初にタイムラインに配置されます。セグメント同士が重なる場合、後に配置されたものが再生されます。シーケンス・フラグがONにされているものだけが配置されます。

シーケンスを編集するには、リストでセグメント・ポップアップ・メニューを使います。セグメントは、右ボタンでセグメントをクリックして、ポップアップ・メニューからShift to Current Frameを選択することで、現在のフレームにシフトすることが出来ます。セグメント・リストでセグメントを編集することで、重なるセグメントを調整することが出来ます。セグメントまたはシーケンスを再生している場合、スクリーン・スライダーまたは物理的MIDIスライダーを動かすと、Play Liveモードとバンプする場合があります。このようなコントロールはTouchDesignerユーザーによる意図したセットアップで、特定のシンセだけで発生します。