IntroToTouch077 01 ネットワークとインタラクティブ・ビューワー

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Touch077をはじめて起動すると、まず、見た目が大きく変わっていることに気づくと思います。まずは、ネットワークとオペレータについて簡単に説明したいと思います。

Touch077を起動すると、moviein1 と out1 という2つのオペレータが繋がれたネットワークが表示されます。Touch017同様にペインの上部にネットワークのパスが表示されています。ショートカット u でひとつ上のネットワーク階層に移動します。ネットワークパスの矢印をクリックしても、移動することができます。このあたりは、Touch017と使い方はは同じです。
ひとつ上のネットワーク階層に移動すると最上位の階層になります。Touch017ではこの階層に、/obj、/ch、/compといった、ネットワークがデフォルトでありましたが、Touch077では、これらのネットワークが廃止となりました。Touch017では、SOPやCHOP、COPといったようにオペレータの種類によって、ネットワークを分ける必要がありましたが、Touch077では、どのタイプのオペレータも同じネットワークに混在することができるようになりました。この新しい仕様によって、複数のシンセファイルを混在させて、すばやく切り替えたり、要素ごとにネットワークをまとめることで、テクニックの共有、混在が簡単にできるようになったといえます。

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オペレータの仕様も新しくなりました。オペレータの右下の ViewerActiveをチェックするとインタラクティブ・ビューワー・モードになります。outオペレータでは、イメージのインタラクティブ・ビューワーになり、イメージのパンとズームができるようになります。アイコンの端をドラックすることで、サイズを自由に変更することができます。

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インタラクティブ・ビューワーはオペレータのタイプによって、仕様が異なります。SOPであれば、3Dビューワー、CHOPであれば、グラフビューワーが表示されます。

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