IntroToTouch077 04 オペレータの種類

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Touch077では、新しいOPタイプ、TOP(テクスチャー・オペレータ)とMAT(マテリアル・オペレーター)が追加されています。これらは、GPUピクセルシェーダーとバーテックスシェーダーを使用することができる、まったく新しいオペレータです。DAT(データオペレータ)も追加されました。これは、テキストやスクリプトのような、さまざまなタイプデータのために使用されます。ObjectはConpornentという概念に変わりました。

●TOP-テクスチャー・オペレータ
TOPは、リアルタイムのGPUによる合成やイメージ操作を行います。Touch017までのCPUベースの画像システム、COPに代わるあたらしいオペレータです。TOPのコンポジット・エンジンはテクスチャーを調整したり、QuickTimeムービーを合成したり、コントロールパネルの部品を作成するなど、イメージ操作に使用することができます。
(注:Geforce 6シリーズ・チップセットとopenGL 2.0で非2ベース・テクスチャーがサポートされています。TOPsは、これらのハードウェアに最適化しています。)全てのレンダリングとコンポジットは、TOPでオフスクリーンで実行されます。データは、グラフィックス・カードのグラフィックスRAMの制限まで、どのようなレゾルーションにも縮尺することができます。

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●CHOP-チャンネル・オペレータ
CHOPオペレータには、Display Flag(青)とExport Flag(緑)の2つのフラグがあります。インタラクティブ・ビューワー・モードの場合、CHOPチャンネルをドラッグして、表示を大きくすることができます。長いデータを見たい時、CHOPオペレータをリサイズすることができることを覚えておきましょう。

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●SOP-サーフェース・オペレータ
SOPオペレータには、Display Flag(青)、Render Flag(紫)、Template Flag(ピンク)の3つのフラグがあります。インタラクティブ・ビューワーではタンブル、ズーム、パンが可能です。モデリングを行う場合は、Geometory Viewerを使用します。

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●MAT-マテリアル・オペレータ
MATオペレータにはDisplay Flag(青)とRender Flag(紫)の2つのフラグがあります。MATはジオメトリのマテリアルを作成する、TOPとCgプログラム(ピクセル・シェーダーとバーテックス・シェーダー)を使用するために設計されています。現在はConstant、Depth、Phong、Wireframeの4つのMATだけです。今後もMATのオペレータは増えていく予定です。

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●DAT-データ・オペレータ
DATは、データ、例えばasciiテキスト、ストリング、スクリプトなどを保持します。run コマンドを使用して、DAT内でスクリプトを実行することができます。

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