一定間隔でカラー情報を自動で変化される一例です。TouchDesignerには内部にインタラクティブにタイミング変更可能なBPMクロックがあす。今回はこのBeatクロックでランダムに変化するチャンネルからHold CHOPを使用して乱数を取得します。
BPMクロックをチャンネルとして参照するためにBeat CHOPを使用します。様々なフォーマットでタイミングを取ることができますが、今回はBeatを使用します。Beatは、0、1、2、3、0、1、2、3、0、1、・・・といった具合にチャンネルを生成します。
Baet CHOPのチャンネルをLogic CHOPで数値が変化したタイミングで1に変化するパルスに変換します。
Hold CHOPの第1入力にはNoise CHOPからの出力を接続して、第2入力にBeatのパルスを接続します。設定はOff To Onに設定して、Beatのタイミングで1になるパルスによって、変化しているノイズチャンネルがHoldされた数値が出力されます。
Holdされた数値を3つ用意してRGBチャンネルに割り当てることもできますが、今回はHSV Adjust TOPを使用して、色相、彩度、明度をパラメータコントロールするロジックを作成しました。この方法なら、色相だけは固定したり、任意の明度、彩度の範囲でカラーを変更するというコントロールができます。今回はノイズチャンネルをHoldしましたが、動的に変化するチャンネルに対して任意のタイミングの数値をとっておくという方法にも応用することができます。