シーグラ日記`00 -7.23-

いきなり、業務連絡です。赤尾さん、だんなさんは元気に出張していますので、安心してください。(笑)今日はSIDE EFFECTSのワークショップとユーザーミーティングに参加しました。同じ日にAlias|Wavefrontのユーザーミーティングがありました。なぜかいつもユーザーミーティングがバッティングします。(笑)

午前中はHoudini4.0のワークショップが開催されました。リジッドボディ・ハンドルの使い方やキャラクタのセットアップなど、ワークフローをカスタマイズする参考になりました。キャラクタセットアップのスライダーバーに連動した環境は、自分でもいろいろ調べていたので、参考になりました。ちなみにViewポートのBGカラーがグレーになっていますが、この点を質問したら、現在のバージョンでも、設定ファイルを書き換えることで可能になっているそうです。(マニュアルを読んでいないことがバレれてしまいました。(^^:)

昼食タイム後のユーザーミーティングではHoudini5.0のデモンストレーションが行われました。キャラクターセットアップとインタラクティビブモデリング、新しいCOPなどが主な変更点でした。日本の市場よりのバージョンアップに感じられました。

キャラクタツールは残念ながら、具体的にデモンストレーションはありませんでしたが、キャプチャや出フォームの改良、ボーンの鏡面コピー、新しいウェイトツールなど、リリースが楽しみです。インタラクティブモデリングの機能はviewポート画面よりメニューを選んで、ハンドル操作でモデルを作成するという、トラディショナルなモデリング機能を Houdiniに追加したものです。・・・・・が実は、ハンドル操作で行ったオペレーションをSOPで履歴を自動的に保存する形になっています。MAYAのコンストラクションヒストリーとSOPを組み合わせたような感じ、とイメージするとわかりやすいでしょうか。

COPの画面。見た目で大きく変わったのは、プレミアのようなバー表示がサポートされたところでしょうか 。

シェーディングのGL表示も強化されていました。プロシージャルマッピングの状態もGL表示で確認できるようになっていました。5.0の発表の他にVEXコンテストの発表やShadeTreeのデモンストレーションなどが行われ、最後はカクテルパーティーに突入しました。ちょっと会場の規模がこじんまりとした大きさでしたが、その分和気藹々とした雰囲気で楽しめました。