GWはやはり立山でしょう。AGの立山ロングルートツアーに参加しました。アルペンルートの観光渋滞を避けるためにすこし早めの行動開始です。8:30のトローリーバスを利用し増した。観光客が結構な人数いたのにはちょっとびっくりです。板を担いでいつもの如く黒四ダムを反対側まで歩きます。遠くに見える立山連邦は真っ白。どうやら雪の心配は今年はしなくていいみたいです。今回のツアーはどんなルートになるのか、雪山を眺めつつ思いを馳せます。
立山ロープウェイからタンボ平を覗き込むと、真っ白な面ツル斜面が見えます。昨日積雪があったようで、黄砂の混じった茶色い雪は、真っ白にリセットが掛かったようです。ロープウェイから見える斜面は何時見てもすばらしいです。やはり最終日はこの斜面でしょうか。。。ワクワク
順調に交通機関を乗り継ぎ、約2時間ほどで室堂に到着。早出の効果はあったようです。ターミナルから定宿の室堂山荘へ。ツアー開始は13:00からということで、部屋でのんびりしたり、食堂で昼食を取ったり、久々に合うBC仲間としばし近況報告等して過ごします。いてもたってもいられない人はちょこっと滑ったりしてますが。。。
メンバーも揃って、いよいよツアー初日の開始です。まずは足慣らしということで一ノ越を目指してハイクアップ、具合の良さそうなところを滑りましょうという事に。先ほどは真っ青だった空がこれから向かう一ノ越方面だけなんだかどんよりとしています。ガスが晴れるのを期待したいところです。
浄土山のボウルが見渡せる場所まで上がるとガスで視界は不良に。。。。風も強く体感温度がグンっと下がります。アプローチも斜度が結構きつく、スノーシューではグリップは効くのですが、高度感もあって足の進みが遅くなります。シールの効きが良くなかったようでスキーチームは途中から難儀して、ツボ足になるメンバーも。。。なんとか稜線まで上がって、少々ガスが晴れるのを待っていたのですが、視界が良くなる様子が一向に無いので、間隔に注意しながら滑り始めます。
視界が悪く滑り出しが少しだけ急なので最初は慎重に。。。途中から雪が柔らかく5月とは思えない滑りやすさでした。これで視界が良ければもう言う事無いんですけど。。。トラバースする箇所まで高度を下げると晴れていました。う〜ん悔しい。。。別のチームではガスが晴れるのをかなり粘って待っていたようですが、やはり願い届かずだったようです。予報ではツアー中は晴天の見込み。明日のロングルートは真っ青な空の下でのBCを楽しみたいところです。
夜はガイド部屋でみんなの撮影した画像をスライドショーで見ながらホタルイカの一夜干しを肴に宴会。これもツアーの楽しみのひとつです。