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最終日は立山ロープウェイからみたタンボ平の斜面を滑ります。まさにロングルートツアーです。まずは竜王のボウルを滑るため、御山をバックにハイクアップしていきます。今日は荷物を全て担いで下ろさなければならないため、あまりやんちゃな滑りは出来ません。適当な斜度からドロップしたいところです。

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雪も適度に緩んでいてボウルはとても滑りやすいコンディション。ノートラックなのも良いです。例年より滑り系の人が少ないようです。今度は御山谷をトラバースして東一ノ越へ続く夏道のトレースに取り付きます。なんとかストックで漕いで板を外さずに取り付く事に成功。ここからは板を外して、スノーシューでトラバースします。30インチの巨大スノーシューだと細いトレースをトラバースするのに思いのほか難儀します。

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そして本日のメインステージです。東一ノ越からはロープウェイから黒部湖まで見渡せます。正面に向かって滑り込むのが通常ですが、ここはぐっと我慢をして更なるシアワセのために高度をあまり下げずにトラバース気味に移動します。トラバースの先には。。。シアワセが待っていました。ノートラック、適度な斜度に柔らかいザラメ。最高の一本でした。この斜面はロープウェイの発着とタイミングを合わせて滑り出すのがポイントです。振り返りMyトレースをしばし鑑賞。

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あとは、ロープウェイの駅を横切り、立山ツアー唯一の樹林帯を抜けて黒部湖まで滑り込みます。途中、ロープウェイ駅で富山側から帰路につくメンバーとお別れ。今度は秋の立山で再会でしょう。樹林帯はいつもより沢寄りに尾根筋に沿ったルート。こっちの方が滑りやすいんじゃない、というTamaさんの予想は当たっていました。最後の最後は木の密度が濃くなってしまいましたが、これはどこを降りても同じっていうことですね。

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黒部湖まで無事到着。おつかれさでした。観光客でいっぱいのの黒四ダムを板を担いで移動。なんともミスマッチです。海外からの観光客は一体何事だ??といった様子でこっちを見ています。ギュウギュウに押し込められたとローリーバスで扇沢まで。すごい混んでいるのに例年の如く板とかバックパックを別輸送しないのは何故??板とバックパックで狭くしているのが観光客に対してちょっと申し訳ない気分。。。そうか!そのために荷物料金って言うのがあるんだ、とちょっと思ってしまいました。w

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解散後は白馬に移動してKIYOちゃんと合流、ガーリックで立山ツアーの無事終了を祝杯しました。生ビールにワイン2本でいい気分。そしてGWの滑りTripはもう1日続きます。