少し落ち着いてから見ようかなぁ・・・と思っていたのだが、周囲の盛り上がりっぷりにつられて公開3日目のレイトショーで見てきてしまった。で、感想はというと、可も無く不可もなく・・・やはり影響のあったタイトルだけに美化されている部分もあるし、辛口になってしまいますな。
スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 ヘイデン・クリステンセン ジョージ・ルーカス ユアン・マクレガー 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-11-23by G-Tools |
「3部作にまとめるためにちょっと話を急ぎすぎてるんじゃないか?」という感はあり。途中、平行で3つの場所で話が進むのはちょっと忙しい感じがしたり、ウーキー出すんなら、もうちょっと内容のある扱いにしてよぉと色々思うところはあった。
旧3部作をみている立場としては、
・デザイン意匠にだんだん旧3部作色がちらほら見えるのがニヤリ。
・ベーダーさん、そりゃぁあんな目にあわせられたら、オビワンに恨みもつわなぁ・・・。
・やっぱり、生命維持装置なんですね。何か捻りがあると期待したんですが・・・
・ジェダイ同士の戦いでは、ライトセーバーをもてなくさせるって言うのが基本なんだ。
・意志が弱い!と親子揃って説教されるとは・・・遺伝ですな。
と細かなところで、色々楽しめてよかった。年代的にエピソード1から見て、これから旧3部作を見るという人もいると考えると、この作品に対する印象は旧3部作からの見た人とは少し異なるのかもしれない。多分、これから旧3部作を見る人は俯瞰的な視点で見ている感覚になるのでは。「私がお前の父なのだ」と告白された瞬間のえぇ~!?っていうのは無いだろうし、ルークの行動を見て、「あぁ、親父と同じような過ち犯しそうになってる」といったような見方になるんでしょうな。エピソード4のオープニングなんか、「あぁ、もうこんなに大きくなっちゃって」とか、「おい、親父、自分の娘位フォースで分からないのかい?」ってなってしまうのでは・・・
そんなことを考えるとやはり、影響力のある大作だし、そつなく作られた作品だと思う。
旧3部作にうまい事つなげようとしているなーという部分と、うーむ と思う部分がありましたね。エピソードⅠからは、旧3部作と繋がる部分を発見する度に感動しっぱなしでしたが。
確かにウーキーの話は一番いらなかったかな。あそこでウーキー族が出てきたところで後の話には大して関係ないですよね。
思い入れはそれぞれなので、もっとこういう所を観たかったというのが人によって違うのでしょう。私はもう少し後までやってほしかったと思ったり。
ハン・ソロとチューバッカの出会い、ボバ・フェットとの絡みなどはドラマの部分でやってくれるといいのだけど。
ルーカスもコメントでエピソードⅣから観ている世代とⅠから観ている世代では全然違うものを観る事になると書いています。自分は前者であってよかったと思っています。ダースベイダーが父っていう告白は最大の驚きだったよね。関係者サイドからのネタバレを極力なくすために撮影でさえ告白の台詞はオビ・ワンは私が殺したという様なものだったらしいですね。公開直前に台詞を入れ替えたというのは有名な話?トリビアの泉でもやってましたね。
コメントどうもです。
昨晩、テレビでジェダイの復讐やってました。DVD持っているのに思わず見てしまいました。
ベーダーがルークを助けるシーンとか「もしかして、ベーダーは本当はこの機会を待っていた?」とエピソード3を見た後ではそんな事もふっと思ってしまうますねぇ・・・
ルークが皇帝に殺されかけるシーンとか立場は逆ですが、エピソード3で似たシーンはありますし、見終えた後もいろいろと楽しませてくれる作品です。