2004-2004雪山シーズンにGPSを購入して現在位置の確認や行動ルートのログを記録していた。購入したGPSはGARMINのGeko201。最軽量のシンプルなモデルだ。購入まではGPSの有効性に対して「あってれば良い」位の物程度に思っていたのだが、一度フィールドで使い始めたら手放せなくなってしまった。
まず、初めて出かけるフィールドでは地形図をみても、現地の様子がすぐイメージできるものでないし、ガスが出たりして視界が悪くなるとルートを見失いやすくなる。こんなときでもGPSで現在位置をチェックすると、自分が今どのような状態にあるのか、すぐに確認することが出来る。シーズン中に何度かルートを誤ったことがあったが、GPSのおかげでルートにすぐに戻ることが来た。事前にルートをカシミール3Dで作成してGPSにいれておけば、カーナビのようにルート案内もしてくれる。同じルートを引き返す場合はそれまでの記録をルートとしてナビゲーションもしてくれる。苗場山登山では雪渓が残っていて、ルートを見失いやすかったのだが、この機能で帰りは迷うことなく戻ることが出来た。
また、フィールドから戻ってきてログを確認することでどの時点でルートを見誤ったのかも確認出来るのが、なかなか楽しい。「そうか、ここで判断間違えたのか」と色々その日の行動を振り返ることが出来る。デジカメ画像と連動させることが出来たり、グラフ表示でペース配分や移動スピードを見ることでも出来る。
自分が購入したモデルは単四電池2本を使用するのだが、気温が低い時期は電圧がすぐ低くなってしまって、日帰りのツアーでも必ず1回交換しなければならなかった。日帰りツアーが電池交換なしで動いてくれるとうれしいところ。(因みに5月の肘折ツアーでは2日間の行程で1回の交換だった。)携行する場所にも少し気を使う必要がある。内臓アンテナの関係でザックの雨蓋か、ザックのショルダーにポーチに入れて携行するのが具合が良かった。
ということで、雪山1シーズン使用してみて、実用性とツアー後の楽しみと1粒で2度美味しい楽しさが味わえるGPS、自分としてはもう手放せないギアになっている。人間、便利なものになれてしまうと、さらに便利なものが欲しくなるもので、Geko201でも基本機能は上位機種と殆ど変わらないのだが、地形図が画面で確認できるカラー液晶のモデルなどもあり、金銭的な問題さえクリアできれば、すぐに気絶しそうな状況だ。(笑)
お初です!
この、GPS?って・・・24みたいですねー・・・。ってことはテッド君はジャック???なんて^_^;
こういう便利な機器を使いこなすのもけっこう大変そうですが頼もしい機械ですね。って私、機械には疎いもので・・・。テッド君はすごいなぁ・・・と一々感心しておりますです。くれぐれも遭難しないように気をつけて、楽しんでください!!
コメントどうもです。
GPSは登山やバックカントリーでは割と一般的になってきてますね。
迷ってしまっても、現在位置を正確に把握できるのがいいですね。
本来の楽しみ方の他に、座標だけ提示されて、その場所に隠されている宝箱を探す、なんていうゲームもあります。