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2日目は乳頭山BC。宿泊した孫六温泉が上り口。駐車場で準備をしていると、チラチラと雪が降り始めた。とりあえず、今晩のビールが美味しく飲めるように、いけるところまで行ってみようということでスタート。

Mt.Nyuutousan BC

登り始めは深いツリーの尾根。雪は降っているものの、風も無く穏やかなハイクアップになった。先行でスキーのグループが入っており、そのトレースを辿って行く。尾根を上がると、田代平という平原があり、避難小屋があるので、まずはそこまで行ってみることに。高度を上げていくと、周りの樹木の背丈が少しづつ低くなっていく。途中、少し開けた場所から乳頭山が見えた。

Mt.Nyuutousan BC

田代平まで上がってきた時には、天気が良くなり青空が見え始めた。しばらく平原を歩くと、避難小屋に到着。先行しているスキーヤーのグループが丁度頂上から滑り始める時だった。田代平から先は樹木が完全に雪に隠れてしまって、ちょっとスケール感が分かりにくい。まだかなり距離があるようにも見えるし、ほんのちょっとの距離で上がれるようにも見える。

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頂上から滑り始めたグループはあっという間に避難小屋まで滑り降りてきた。目の前で滑っているところを見せられて登らない訳にはいかないでしょう、ということで、頂上目指して上り始める。雪は今まで登って来たところとは異なりカリカリで硬い。緩やかな上りが頂上まで続いているので、登りはきつくないのだが、冷たい風が吹き付けて来るのがちょっとしんどかった。

Top of Mt.Nyuutousan panorama

約40分ほどで頂上到着。(2大毛無山ってところか・・・)360°のパノラマ絶景が広がっていた。風も強いのですぐに滑り始める。カリカリの頂上直下を慎重に降りた後はお楽しみの広いバーンの柔らかい雪を思うように滑走。たまりません。避難小屋まで戻って、お湯を沸かして大休憩。天気は良かったが気温が低かったので、暖かいココアやコーヒーは最高に美味しかった。

Mt.Nyuutousan BC

休憩後は登ってきた尾根を戻るようにツリーラン。少々密な箇所もあったが、こっちも楽しい。どんどん進んでいくので写真撮る暇もなし。(笑)あっという間に孫六温泉まで戻ってきた。いやぁ~最高に楽しいBCでした。

Touhoku New Year Tour

今晩はまた宿が違うので、早々に山を降りて買出しを行い、今晩の宿に向かう。直線距離ではほんの少しの場所なのだが、道路が冬季閉鎖になっているため、ぐるっと山を回りこむように約100kmほど移動しなければならない。(う~ん、スケールが大きいなぁ・・・)途中、小腹が空いたので、地元では良く知られているヤマトの冷麺を頂く。看板があの宇宙戦艦みたいで、どうなんだろうなぁと思っていたのだが、テールスープのあっさり目の味付けで美味しかった。驚いたのは100円払ってお店の会員になると、冷麺がなんと480円で食べることが出来る。しかも1人の会員がいれば全ての人に対応するという、なんとも太っ腹なシステムだった。もちろんその場でTamaさんが入会。

Touhoku New Year Tour

全ての買出しを済ませて、今晩からの宿である銭川温泉に到着。ここは自炊湯治専用の宿で個室全てがオンドル。孫六温泉のような古びた感じは無いが、宿の雰囲気がのんびりとしていて、オンドルの温度が適度でいい感じ。湯治宿だが、自分達以外にも滑り目的のグループもいた。

Touhoku New Year Tour

このまったりと過ごせるオンドル部屋になんと生ビールサーバーを持ち込んでしまいます。湯治場なのに、いいんでしょうか??っていうよりなんて素敵なことを実行しちゃうんでしょう!!

Touhoku New Year Tour

大晦日ってことで、簡単に食事を用意して生ビール飲みながら新年待ち。簡単とは言いつつ、マグロ刺身やら筋子やらお酒が美味しく飲めるものが沢山揃ってます。あぁ、やっぱり素敵です。こんな感じで生ビールに感動しつつ2日目も終了。