金山ダムバス停

朝5:00起床。今日歩くコースは健脚向きコースでパンフレットでの所要時間も長い。多分へたれな自分のことだから、早め早めの行動で丁度よいのかと。どんよりした曇り空で途中で雨にやられるかもしれないと思いながら、一度、バス停まで戻る。GPSの電源を入れてスタート。こういうところだけはなぜか、きっちりやらないと気がすまない。(笑)

060918 モミ・ツガのみち

つり橋

060918 モミ・ツガのみち

バス停から東屋まで戻ってくると、雨がポツポツと降り始めてきた。おい、おい、今日は中止かなぁ・・・・・バスが金山ダムに到着するまでにあと1時間はある。チェックポイントの記念撮影をして、東屋で様子見かと思っていたら、すぐに空が明るくなり、雨は止んでしまった。今日は1日中こんな感じかもしれない。
東屋のすぐ横のつり橋を渡ると道はすぐに林道になった。舗装道はここでおしまい。ダム沿いに登山口まで歩く。ダムに水は殆ど無く、(工事中?)枯れた川底のような状態になっていた。先日歩いた「滝のあるみち」も同じような状態だったが、千葉県の川は水が少ない印象が強い。

登山口

ゴルフ場

GPSで入力したポイントより登山口は手前にあった。(ん?コース変更になったか??)急勾配の階段を延々と上る。カシミールで事前に調べたのだが、尾根に取り付くまできつい登りが続く。道はきれいに整備されているので歩きやすい。尾根まで上がると、きつい登りは無くなり、右手にゴルフ場を眺めながら、ちょっとしたアップダウンの続く道になる。このコース、2万5千の地形図には掲載されておらず、実際どいうった感じで道が付いているのかは歩いてみないと分からない状況だった。GPSに入力した通過ポイントは概ね正解だったが、意外とくねくねと曲がったコースで、元清澄山になかなか近づけない。

鎖場

元清澄山 山頂

元清澄山まであと2KM程というところで、強い雨が降ってきた。ポンチョをかぶり、風の当たらない場所で20分ほど様子を見たが、雨足は弱くなっているものの、すぐに止む気配が無い。GPS、地形図とにらめっこして、今後の行動を検討する。元清澄山山頂からバス停までの距離は約4KM、残りの行程が10KM残っているのだが、山頂以降は山道が2KMちょっと。山道だけで考えると、進むにしても、戻るにしても、約4KMほど。林道を歩く距離分、進むほうが長いのだが、登ってきたきつい登りを下るのも結構しんどい。(下りはめっぽう弱いので・・・)元清澄山山頂以降はきつい下りはないので、このまま進むことにした。
雨で歩きにくくなっているのも原因で、元清澄山までの残り2KMがなかなか進まない。雨は先ほどより弱くなっているものの、依然止む気配が無い。この時が最もいっぱいいっぱい状態になっていた。いくつかきつい登りや鎖場があって、「この先がきっと山頂だ」という期待が何度か裏切られた後に元清澄山山頂に到着。雨が降っていたので、ゆっくりする暇も無く、CARBO SHOTZでドーピングして、林道目指して歩き始める。

060918 モミ・ツガのみち

登山口

元清澄山ヒルズ族め・・・

元清澄山を下りきった頃には空が明るくなる。雨も止んだのでポンチョをしまう。尾根の中腹を巻くようにコースは続いており、先ほどのヘロヘロ登りとはガラリ変わって、平坦なハイキングコースを歩く。ここで踝の辺りに妙なモゾモゾ感が・・・立ち止まって足を見ると、トレッキングシューズから膝したまでにヒルズ族がびっしり。山ヒルなんぞよく遭遇するが、1匹2匹ならまだしも、両足にびっしり・・・これにはさすがの熊も気が狂いそうになった。(笑)時既に遅しで足の甲、踝のおいしそう(?)な場所は数箇所チュウチュウされてしまった。取っても、多分また吸われるだろうなぁと思いながら、ポケットナイフで除去作業。新調したソックスが真っ赤に染まってしまった。今まで不要と思っていたゲーターが無性に欲しくなってきた。多分、次の歩きまでには調達することになるだろう。(笑)

060918 モミ・ツガのみち

清澄寺バス停

林道の合流点まで来ると、道が砂利道になってヒルもいなくなった。残り6KMあるのだが、歩きやすい道になっただけで安心感が増し、進み方も早くなった。この林道は清澄寺まで続いているのだが、入り口でゲートが閉ざされているため、車が入ってくることは殆どない。周りの緑が深くて、ガスがうっすらかかっている景色の中を歩くのは気持ちよかった。最後の2KMあたりからまた雨がポツポツと降り始めたが、目的地の清澄寺バス停まで、ギリギリもってくれた。行動時間は6時間。+1.5時間増しってことで、今日はなかなか速いペースで終了した。スポーツドリンクで一息ついて、安房天津駅行きのバスに乗る。海岸部は曇りで雨が振った様子は無かった。雨が降っていたのは山間部だけ?、安房天津駅から外房線に乗って帰路に着いた。

2 thoughts on “首都圏自然歩道 千葉県No22 モミ・ツガのみち”

  1. 血染めの靴下がなんとも……
    痛くないからまだマシですが、何とも気味悪いですね。
    目ぼしいゲイターは何でしょうか?(笑)

  2. コメントどうもです。
    どうも、見苦しい写真ですみません・・・このコース、本当にヒルがウジャウジャです。特に山頂から林道に出るまでの区間は特に濃いですね。(笑)ゲーターは色々調べているのですが、何かお勧めってありますか?シンプルな機能なだけにわかりにくいんですよねぇ・・・

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