Xメン第3作目。原題だと Tha Last Standになっている。まぁどちらのサブタイトルからも汲み取られる通り、最終章だったりする。前2作から間が開いているので、前作がどんな話だったか復習しちゃいましたよ。(笑)Xメン達とマグニト達との最終決戦みたいな展開を創造していたのだが、前作で死んじゃったジーンが復活しちゃったり、ミュータントとしては多分最強なやつが別に登場しちゃったりと、かなりお話が散漫な印象だった。あれほど苦戦していたのに注射器で決着付いちゃうって言うのもなんだよなぁ・・・と。タイトルの割にはミュータントグループ同士のガチンコケンカにしか見えなかったんですけど。もうちょっと最終章にふさわしい盛り上がりがほしかったなぁ。
(以下ネタばれあり)

X-MEN:ファイナルディシジョン
ヒュー・ジャックマン ブレット・ラトナー ハル・ベリー
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-01-06by G-Tools

さて、最終章だとか、ファイナルだとか、LASTだとか謡っているのだが、ラストのシーンではノーマル人間になってしまったマグニト氏が力をまた復活させちゃう予兆や、跡形もなく消滅してしまったゼイヴィアが意識を別の体に移していて実は生きていた(実は物語中でゼイヴィアが子供達に授業で取り上げてたりしている、準備のよさがなんとも・・・)と、なんだか「やっぱ続くかもよ・・・」的なメッセージが残されているのがちょっと気持ち悪い。別シリーズとして又復活するということならまだ仕方ないかなと思うんだが、「これで終わりよ」と言っておいて、その作品の中でそれは無いんじゃないのと思ってしまった。ゼイヴィア復活のシーンはエンドタイトル後に挿入されているので、いったい何人のお客さんが見たことか・・・・・