061230 乳頭スキー場跡

昨シーズン同様年末年始は、オンドルの湯治場でダラダラ過ごすことに。まず1日目は滑りたい気持ちをちょっと充足させて、スノーシューで野湯探索に出かけることに。まずは、閉鎖した乳頭スキー場をハイクアップして、初パウダーを頂く。

061230 乳頭スキー場跡

車で移動中に分かってはいたのだが、明らかに雪が少ない。ブッシュがあちこち出ている。珍しいことに、明らかにパウダーだと分かっていても、少し緩い斜面で状態も不明なので誰も一番に滑りたがらない。最初に1人滑ってどんな感じか人柱になってもらうため、じゃんけんで滑走順番を決める。(笑)トレースで少し勢いをつけないと途中で止まってしまう感じ。もうチョット積っていればよかったかも??ブッシュはあちこち出ていたが、底を突くことは無かった。途中まで1回上り返して、とりあえず満足したので終了。ちなみにこんな場所でUNIZONのシェイクダウンをしてしまった。(笑)

061230 野湯探索ツアー

061230 野湯探索ツアー

滑りたい気持ちも落ち着いたので、次はスノーシューでアクセスする野湯探索ツアー。昨シーズンの徒歩久巡業で1泊お世話になった孫六温泉から乳頭山への登山道の脇にある「たっこの湯」が目的地。まずは、孫六温泉の自動販売機で乾杯用の缶ビールを補充する。(笑)
登山道は途中までトレースが付いていた。源泉用のパイプの周辺は雪が溶けていて、土が見える状態。でも、こんな時期にスノーシュー履いてまで訪れる人は殆どいないだろう。

061230 野湯探索ツアー

061230 野湯探索ツアー

途中、川を横断する橋に渡り板が掛かっていなかった。橋は架かっているのだが、渡り板を載せるための丸太だけが掛かっている状態。仕方ないので、流れの緩い場所を濡れないように注意しながら渡渉。ストックが流されてしまい、ゾンデで川底を探索して回収するといったハプニングが発生したが、無事に全員渡渉して、さらに先に進む。

たっこの湯発見

地形図に記載された場所と実際の場所が少しずれていたことで、たどり着くのに少し手間取ったが、無事に「たっこの湯」に到着。どこにあるのか探しながら、深雪を歩いていたところ、ぽっかり、温泉の沸いている場所だけ雪が溶けていた。思わず駆け寄ってしまった。(笑)
少し、灰色掛かった温泉は丁度良い湯加減。底には泥と落ち葉が堆積しており、その上に腰掛けるような感じでお湯に浸かる。深さは結構ある。最初はTamaさんと自分以外入ることに少し抵抗があったようだが、入ってしまえば天国。気持ち良さそうに湯に浸かっている様子を見て次々と入湯。結局11人全員が泥質の野湯を堪能した。見かけよりは一度に入れるキャパシティは多かった。

061230 銭川温泉

十分温泉を堪能して、来た道を帰路に着く。途中、美味しい峠のおでんを買い込み、小腹を満たすために、昨年も立ち寄った「ヤマト」で冷麺を頂いて、東北道で鹿角花輪に直行。オンドルの気持ちよい銭川温泉で本職マタギの河田さんと合流。おでんに加えて、美味しい漬けもの、馬刺が加わり、ビールサーバーをセッティングして、全員で乾杯。いや~これから6日間。こういうパターンが続くのかと思うと、わくわくしてしまいますな。(笑)