070503 AG TATEYAMA BC

立山最終日。今日も天気が良い。一ノ越からトラバースして東一ノ越へ、黒部平へ滑り込む、おなじみの最終日コース。まずは一ノ越への約1時間のハイク。稜線に出ると、やはり風が冷たい。東一ノ越へのトラバースは例年よりは雪が付いていそうな感じ。左足をブルブルさせながら高度を落とさないように気をつけて夏道のトラバースまで滑走。

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やはり雪が多いようで、殆ど岩が出ていない。麓は少雪ですっかりなくなっているというのに・・・例年なら夏道に取り付くと即板を外して、徒歩で東一ノ越へ向かうのだが、数箇所板を外しただけで、殆ど滑っての移動になった。これが意外と急な片斜面でストックでこぎながらのトラバースでモノスキーにはちょっとしんどかった。新板Unizonのノンリリースビンディングのセットも面倒。(もうちょっと体を柔らかくするか、簡単にコバに引っ掛けられる工夫が必要だな・・・)

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東一ノ越からの滑りは比較的(比較的ですよ・・・)ゆるい斜面を滑るノーマルなルートと東一ノ越からさらに右手2つのピークを超えたポイントからのワイルドなルートの2グループに分かれる。自分はワイルドなコースに。せっかくなんだから、もうちょっと高度を稼いで滑りを楽しみたいなぁ・・・と思ったので。

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ワイルドルートの滑り出しは2つ目のピークを少し降りたとポイントから。斜面の反対側は切り立っていて、遥か足元に黒部湖が見える。結構高度感あり。ロープウェイから見ると「え?こんなところから滑ったの?」という場所。順次大きな斜面を自由に滑走。見た目とは違って、白い部分より茶色くなった斜面の方が滑りやすかった。あっという間にノーマルルートで滑ってきたグループと合流。いやぁ~この斜面、やっぱり良いです。

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合流した後はトラバースしながらロープウェイの黒部平駅を目指す。タンボ沢がデブリだらけだったので、今回のツアーもここで終了かと思っていたのだが、黒部平駅をパスして、さらに尾根沿いに黒部湖目指して滑走。ここからはブッシュも出ているツリーをひたすら滑走。今回3日間を通して1番ハードな場所だったかもしれない。う~ん、こんなルートもあるとは知らなかった。ブッシュに悪戦苦闘しながらも、無事に黒部湖岸の舗装道に合流。(こんなところに降りるんだぁ・・・)

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さらに1日延泊するグループは黒部湖駅に荷物をデポして黒部ダム脇のレストハウスでランチタイムにした。注文したおすすめのダムカレーはご飯がダム形状に盛られいて、ルーはスパイシーなグリーンカレーだった。ちょっと癖があっておいしかった。ここで、3日間の楽しいツアーもこれで終了。お世話になった近藤さん一行はこのあとさらに立山で取材があるということで、黒部ダムでのお別れとなった。毎回のことだが、おなじみのメンバーとワイワイ楽しく過ごす3日間、シーズンの締めとしては外せないイベントだと改めて思った。今度お会いするのは次のシーズンか、AGの呑みイベントになるんでしょうな。(笑)

2 thoughts on “立山3日目”

  1. 初バックカントリーツアーは、毎日がアドベンチャーなかんじで本当に楽しかったです。大自然でしたからねー。
    大変お世話になりました。

  2. コメントどうもです。
    天候に恵まれて、初ツアーは充実した内容になったのではないかと思います。荘かと思えば、期待を裏切るような悪天候も・・・それもまた楽し。これから色々体験すると思います。安全に留意して楽しみましょう。

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