涼しくなったので、関ふれ歩き再開。思えば1年前、GPSで知らない土地を歩いてみようと思ったのがきっかけで始まった、関ふれ歩きだが、千葉県も残り2コースで今回は千葉県踏破となる。もう勝手の分かる滑河駅を降りて、途中のコンビニで水と昼食を手配。千葉の関ふれは道中コンビニが思ったほど無いのだが、このコースはスタートの滑河観音の少し手前にコンビニがあるので便利。小学校の脇を通り抜けていく。
しばらくはしっかり2車線ある車道が続く。所々栗畑があったりと、飽きない道だが面白味はあまり無い。小御門神社は緑の濃い森に覆われていて、入り口の鳥居が立派で、思わず立ち寄りたくなる雰囲気。この後良い雰囲気の神社、寺が続いて、タイトル通りの歴史を辿るみちだなぁと感じることになる。緑の中の社もなかなか雰囲気がある。
小御門神社以降もしばらくは広い車道が続く。両脇は畑が続いている。丁度梨のシーズンで、梨畑では収穫を行っていた。ガイドの立ち寄りポイントでもある楽満寺の手前で、大木の周りにびっしり並べられた道祖神が現れる。インパクトのある風景。社の裏にもびっしり並べられた道祖神、看板も解説板もなにも無かった。どんな由来があるのか興味が湧いた。
道祖神以降は細い田舎道に変わる。車も通らないので歩きやすい。すぐに楽満寺に到着。チャックポイントの解説標識で記念撮影。とても静かな雰囲気のある寺で駐車場の脇に休憩用の東屋があったので、少しだけ休憩。昼にはちょっと時間も早いし、少し雨がポツポツと落ちてきて、天気が心配になったので先を急ぐ。しばらくは田んぼ脇の道を歩く。つい先日おたまじゃくしの泳ぐ田んぼ道を歩いたのが、今日はもうすぐ収穫といった感じになっている。田んぼ道はどのコースでも歩くことが多いのだが、こういった変化があるのが面白い。
田んぼ道から民家の間を歩く道に変化して、丘陵の坂道を上がると、常福寺に到着。ここも静かで雰囲気のある寺。毎月28日には縁日があるそうで、そのときは人でにぎわうのだろう。寺の前には商店がある。コース上で買い物することが難しい、千葉県のコース上では珍しい。常福寺を後にして、県道を通り越すと、観光牧場がある。コースから外れた場所に入り口があるのだが、少し除いてみようと足を伸ばしてみた・・・なんだか入場料が必要なようなので、入り口だけ写真に収めてコースに戻る。(笑)右手にオートキャンプ場、左に畑の細い道をしばらく歩く。オートキャンプ場は元牧場だったらしく、眺めが良い。
コースはこの後、宇迦神社の境内をスルーしていく。道標は神社の手前にか無いが、綺麗に道が整備されていて迷うことは無かった。森の反対側は稲荷様が祭られていた。ここのお稲荷さんが愛嬌たっぷりのデザインで楽しい。傷を癒す清水があると解説版では案内されていたが、どこにも見当たらなかった。この稲荷様もガイドには何も記載されてなかったが、雰囲気が良いので、立ち止まりたい場所だ。
境内をスルーして、右手に台地の森、左手に畑を見ながら神宮寺まで歩く。寺、神社、稲荷様・・・まさに歴史をたどると感じさせるコース。神宮寺の本殿はなかなか大きかった。休憩所もあるので、ここで昼食にしようとも思ったが、下総神崎駅まで歩いて、区切りの良いところまで歩くことにした。12:00下総神崎駅到着。ちょっとしたベンチがあったので、ここで昼食にして、最後の坂東太郎のみちを歩くことにした。