ウィルスに侵されて、生き残った人類は人口の1%足らず。たった一人、廃墟となったNYで生活する様子が現在の映像技術で表現されている、というところがこの映画の見所なのかな。ナイトシーカーがワナを仕掛けて報復しようとしたりとか、いろいろ展開はあるのだが、お話は淡々としている。見ていて面白いのは、やっぱり広大な廃墟にたった一人残された主人公の絵。カマロを乗り回したり、空母からゴルフしたり、マネキンに話しかけたりとか、こういう、取り残された人の行動の描写はちょっとゾンビのショッピングセンターのシーンを思い出させますな。
- 根子岳BC
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