ツアー2日目。今日は馬場島までのロングルートツアー。ハイクアップは少々、滑りは沢山、足で稼いだ以上の高度差を滑り降りた先にはおいしいビールと山菜の天ぷら蕎麦が待っている。まずは、雷鳥沢までブル道沿いに滑走。雷鳥沢を横目に室堂ノ越まで30分ほどハイクアップ。
お楽しみの滑走は3つのポイントに分かれて順次ドロップ。滑り出しが結構斜度があって、油断できない。前回は結構調子に乗って飛ばしたら、スピードコントロールが追っ付かなくて焦った覚えがあるので、少し(いや、かなりだな)チキンモードで滑り出す。そうそう、この後は斜度が適度に緩くなるのでそこまでは、慎重に滑るのだ(笑)
緊張の滑り出しを無事終えた後は、適度な斜度の広大なバーンが続く。この部分が一番のお楽しみどころ。結構な人数いるのに、どんなに間隔を広くあけても、まっさらな斜面を滑ることができる。う〜ん、やっぱりこのルート、楽しいなぁ・・・
楽しい滑りは前半、1/3ほどの行程で終了。あとは高度を下げていく毎にアドベンチャー色が濃くなっていく。木っ端と土が盛りだくさんのデブリを板を外して超えたり、雪が切れた岩場を超えたりとなかなかバリエーション満載。日差しも強いので、アウターを着ていると汗ばんでくる。
最後は雪が完全いなくなって、板を外して林道を歩く。馬場島のレストハウスで冷たいビールで無事下山できたことを乾杯。このレストハウスで出される山菜蕎麦はいろんな種類の山菜の天ぷらが盛りだくさん。立山川ルートの場合は昼食のお弁当は用意しないで、ここで遅い昼食を冷たいビールと山菜そばでいただくのが恒例になりつつある。おなかが満たされたら、手配したタクシーで立山駅まで戻る。途中、スーパーに立ち寄ってホタルイカの刺身をいただいたりと寄り道盛りだくさん。
立山駅からはケーブルカーと高原バスを乗り継いで室堂まで戻るのだが、途中、バスのトラブルで乗り換えがあったりして、結局室堂山荘に到着したときにはすっかり日が暮れてしまっていた。ロングルートの長い1日、こんなツアーが楽しめるのは立山ならでは。何度いっても飽きることないとっておきルートだと再確認。