ツアーも最終日。帰りは雪もたくさんあるので、黒部ダムまで滑って帰る。まずは、長蛇の列を連ねて一ノ越までハイクアップ。天気は下り坂で、途中からガスガスの中をハイクアップすることになってしまった。こんな状態で大丈夫かなぁ・・・と心配していたら、御山谷側はしっかり晴れていた。
御山谷をなるべく高度を下げないように注意しながらトラバース気味に滑走。時々部分的にガスが出ていて視界が悪くなるが、高度を落とさないように注意していれば大丈夫。今回、KAYOちゃんはSnowShark での参加だが、こういったちょっと制限のある滑り方をする場合は、長い板の方が楽。今回は実感しているようだ。
お楽しみの滑走はすぐに終了。あとはゴツゴツした岩と雪が交互に続く登山道をつぼ足で東一ノ越まで歩く。トラバース気味に歩く平行移動なので、体力的には全くきつくないのだが、バックパックに取り付けた板が風に煽られ、高度感抜群の登山道を歩くペースが慎重になる。
東一ノ越に到着。風が強くて、ハイマツの陰でしのぐが、あまりのんびりしていられる感じではなかった。ポツポツと雨も降り出したので、手早く滑りモードにチェンジして、順次滑り始める。昨シーズンはここからがんばって、もう少し高度を上げたのだが、滑り出しがちょっときついなぁ、という印象が強かったので、今回はパスした。それでも、滑りごたえは十分。まっさらな斜面を思い思いに滑ることができた。
後半は昨シーズンと同様にタンボ沢沿いに尾根ルートをとる。昨シーズンはヤブヤブだったが、今シーズンは雪も多く、ヤブに難儀することなしに滑っておりることができた。あっという間に登山道に出て、ツアーは終了、無事に黒部湖まで下ることができた。あとは、超激混みのトローリーバスに乗り込み、扇沢まで戻った。久しぶりに薬師の湯に溶けるまで浸かって、夜はGARICでツアーの無事を祝って宴会、翌朝ゆっくり帰路についた。
ホントに板の長さによって滑り勝手が違うものだと実感しました。
トラバースや、斜度が無い場面では長い板はとても楽でした。
スケールが大きな場所では気持ち良く滑れますし。
あとは、林の中などコースが狭まった場面をうまく滑り抜けることと、
重い板を持ち歩く場面が課題です。
コメントどうもです。
林などはまぁ慎重にすべることができるよう、スピードコントロールを慎重にすれば、あとは慣れでしょうか。板の運びは体力?板の軽症化?いろいろアプローチはあると思います。