昨年父が他界しました。父は3男なのでお墓を探す必要があったのですが、母の希望もあって樹木葬のお墓にしました。父の入った墓苑は、「本当にここは東京なのか??」と思わされる素晴らしい自然が残された里山に近接した小さな樹木葬の墓苑で、母が現地視察して一目惚れした場所です。東京の里山に樹生している樹木の周りに写真のような木製骨壺(地元の木から作られたもの)で埋葬されて、全てが土に帰ります。最終的には自然の里山に戻される計画です。
「お墓詣りしながら里山散策も楽しめますよ」という墓苑の方からお話を聞いていおり、季節も良くなったので、ちょっと下見に歩いてみることにしました。里山には整備された自然歩道が整備されていてルートにバリエーションがあるということなので、GPS使ってトラックを記録して全体像を見てみようと思います。
墓苑の裏から里山トレイルが繋がっています。整備されているのでとても歩きやすいトレイルです。間伐など里山の保全がされているため、適度に日の光が下まで届いており、森が深い割にはトレイル全体が明るい印象です。鳥のさえずりがたくさん聞こえて癒されます。
丁度、山ツツジの季節に入ったところで、所々で早咲きの木を見かけました。トレイル脇に蕾の木が多く見かけられたので、満開の時期には山ツツジのトレイルが楽しめると思います。
墓苑から歩き始めて30分ほどで、里山の頂上に到着します。大きな桜の木があり、桜の季節に花見ピクニックなど楽しいだろうなぁとか、ステルスキャンプできる??とか色々と妄想が広がりますw
里山のトレイルは山頂を反対側に下ってさらに伸びています。あちこち分岐があり、途中に小さな炭焼き小屋があったりと飽きないルートです。3時間ほどぐるぐる歩き回りましたが、すべてのルートを調べることはできませんでした。墓苑の方に伺ったところ、いくつかの団体が里山保全をしておりトレイルは相当山奥まで繋がっているそうです。この里山を遊び尽くすには結構時間がかかりそうで、お墓詣りの機会が増えそうです。