あっという間に最終日です。朝食は近くのパン屋さんFortune Bagles さんで頂きます。昨晩のホルモン&ジンギスカンのたこやさん等全てゆきのこの福田さんの案内です。滑り以外でも沢山お世話になってしまいました。そのおかげで南富良野を満喫できている訳です。
朝食に案内していただいたFortune Bagleさんは朝食用にその場でスープやコーヒーと組み合わせていただく事が出来ます。お昼用のベーグルも購入。トレッカーズ・ベーグルとかかなりグッとくるネーミングのメニュー。お店の方はアウトドア派な方なんだろうなと思ったのですが、アウトドア関連には縁がなかったそうで、生粋のパン職人さんでした。クニさんが鱗板での雪原散歩にお誘いをかけているとの事で、しばし鱗+革靴での雪原散歩ネタで盛り上がりました。今度来る時は鱗板持参かな。。。
本日はゲストハウスのおち庵からすぐ近くの落合岳へ。ここもスノーモービルでアクセスです。七ツ沢も結構な距離をスノーモービルで移動しますが、本日は更に距離が長く高度も稼ぎます。モノスキーはつらいでしょ?ということになり、今回も後部座席になりました。確かに距離がかなり長かったので、正直後部座席で良かったと思いましたw
そして、スノーモービルの終着地からは「あれが本日締めのデザート斜面です」と幸せ満点な斜面が。。。斜面の向こう側は尾根伝いに落合岳まで続いているので、奥までハイクした後、滑りと登り返しを繰り返して、最後はこの斜面で締める予定との事。この場所は初めてなので、稜線の向こう側にどんな斜面があるのか楽しみです。
スノーモービルでかなり高度を稼いで、登りは大した高度差も無いのですが、さすがにツアー3日目となると、足の方もかなりきています。先シーズンからスノーシューを最大の30インチに変えたので、体重でズブズブっと沈む事が少なくなった分は疲れは少なくなったようです。デザート斜面のピークには上がらずに、樹林帯をトラバースして、ピークの向こう側へ。稜線に出ると視界が開けて、多少風はあるものの静かで歩きやすい尾根歩きになりました。
落合岳の中腹まで上がったところで、ランチタイムを取り、本日の1本目。出だしが多少固めな感じでしたが、すぐにいい感じのコンディションに。沢と言うにはあまりにも広すぎる斜面でした。出だしすぐに逆エッジでコケてしまったのはヒミツですw 滑り降りた地点から再度歩いて来た尾根に登り返すのですが、今日もそれほど高度差を感じません。滑った後でハッピーになっているために感覚が鈍っているんでしょうか??
2本目。もう何も言う事はありませんw 今回、写真にガイドのクニさんが多いのは、最後に滑ってくるのもあるのですが、毎回、気持ち良さそうな声を上げながら滑ってくる為、どの方向から滑ってくるのか分かりやすく、カメラを向けやすいというのがあったかもw しかも本当に楽しそうにテレマークで滑ってきます。こういう姿を見ると雪原歩きだけでなくて、パウダーもちょっと滑ってみようかな。。。という気持ちが沸々と湧いてきます。
そして登り返して、最後のデザート斜面です。北斜面、日陰、激甘スイーツなのは確実ですw 気持ちよくスプレーも上がります。前の2本もかなり良かったのですが、最後の最後は極上でした。
そして、クールダウンがてら、麓の駐車ポイントまでスノーモービルのトラックを延々と滑り降りて、無事帰着しました。全日天候コンディションに恵まれ、正に今シーズン最後のパウダーをまったり堪能することが出来ました。滑りだけでなくのんびりとした時間の流れを感じる南富良野、5年ぶりの再訪となってしまいましたが、独特の雰囲気があって、その良さを再認識しました。また来シーズン鱗板も持って訪れたいと思います。