昨年に引き続き、野沢のニューモデルスキー試乗会に参加。2枚板のニューモデルにも多少の興味はあるが、この試乗会に参加する理由は純国産モノスキーメーカーであるトランソニックが参加するため。ニューモデルのチェックとモノスキーを試乗する方々をフォローして洗脳を行うのだ。(笑)

トランソニックの新作モノスキーは残念ながら無かったが、きすもろ氏のプレート付きUniverseを試乗させて頂いた。156cmのUniverseは自分としてはちょっと短い、もうあと10cmという感覚はあるが、それまでトランソニックでリリースされてきた、いわゆるファンスキー系モノスキーとは異なり、フルスケールモノスキーとして十分機能を果たせると感じた。カービング系の板なので、ずらしながらのオールドな乗り方ではなく、積極的にトップを当てていくと、良い感じで曲がってくれるのが良かった。(ピンテール乗りだ違和感を感じるかも・・・)
トランソニックは現在、国内唯一のモノスキーメーカー。スキー暦の長い方ならイムラスキーと言った方が分かるかもしれない。世界的に見てもモノスキーメーカーは絶滅危惧種のような存在だから、言葉の壁や距離の弊害がない分、フィードバックが届きやすいし、なんといっても、国内でまだまだ熱いモノスキーヤーは居るんだぞ!!というアピールになるので、こういったイベントはメーカとのつながりが持てる、貴重な機会だ。メーカー的に厳しい点もあるが、ぜひともがんばってモノスキーをリリースし続けて欲しいと思う。今回はきすもろ氏の案内で、トランソニックの本社にも寄ってきた。(というよりは本社の建物を見てきただけだが。(^^;;)

試乗会の方は、昨年よりモノスキーの注目があったように思えた。2、3組、初めてモノスキーを経験される方に付いてフォローしたが、結構楽しんでいる様子。少しのコツを教えてフォローするだけで、楽しく試乗できるのなら、モノスキーへのイメージ定着や認知を広げる活動として、どんどんやっていくのも良いかもしれない。