仕事で区切りが付いたということで、5日ほどの休暇をもらった。土日祝日を絡めて9日の長期休暇だ。温泉に入ってのんびりしようということで、あまり足の向かなかった飛騨路を旅することになった。旅のスタートは世界遺産に登録された白川郷だ。
合掌民家は東北地方を渓流釣りであちこち回っていた時代に幾つか見たことがあり、学生時代は古民家を合宿所として利用していたので、どんな感じの生活環境なのか大体想像はついていた。期待が大きかったのだが、実際に見てみると意外と小さな区域に限定されているのが少々残念。写真などのイメージで伝えられているのは、かなりトリミングされた部分だった。以前、見た世界遺産の白神山地を取り上げたテレビ番組で、世界遺産に登録された白神山地の区域は開発の手が入ることがなくなったが、ほんの数キロはなれた区域外では森が切り開かれているという状況が報道されていた。ここも同様な印象を受けてしまった。
一通り合掌民家の風景を散策して本日の宿に向かう。白川郷から20分ほど離れた平瀬温泉郷の白山館が本日の宿だ。平日ということも手伝って静かな感じでのんびりするにはうってつけの場所だった。宿は昔ながらの温泉宿スタイルで個人的にはかなり好み。(笑)温泉も露天風呂は無いが、湯治場風の岩風呂はとてもよかった。温度も適度で温泉がしみこむような感じ。これは当たり。食事は囲炉裏で鶉や岩魚、蕎麦餅、栃餅など素朴な田舎素材を焼いていただくスタイル。地酒で岩魚の骨酒も堪能して満足なお宿だった。温泉に繰り返し入り、ロングドライブの1日だったこともあり、すぐに眠りについてしまった。
んーこんな所放浪してるのか・・良いなぁ
柿の種さん、コメントどうも。
色々書きましたが、一度は行ってみると楽しいですよ。川向に大きな駐車場もあるので、ここに車を停めて散策するのが良いですね。