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今シーズンの締めくくりはAG主催、日本最長1日ルートの月山~肘折温泉ツアー。日帰りではハードなスケジュールだが、今回は途中の念仏ヶ原にある非難小屋で1泊して行程に余裕のあるツアーになっている。朝6時に姥沢の駐車場で合流。AGのツアー仲間と同乗にして山形まで交代で運転したため、長距離を夜通し運転してきた割にはさほど、きつくない。ツアーの共同装備を分担して、7:00には運転を始めた月山リフトでゲレンデ上部に向かう。ここからツアーがスタート。

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まずは、月山の頂上を目指してシール登攀。高度を上げていくと、眼下には新緑の月山湖が見える。稜線近くは雪kが無くなり、ゴロゴロとした岩の夏道を登っていく。頂上までは意外と時間が掛からず到着。反対側には大きなバーンが広がっていて、その先には本日の目的地の念仏ヶ原が見える。この大きなバーンを沢まで滑り降りる1本だけが本日の滑走。このツアーのすべりのメインといってもいい。滑り応えは、自分にとっては「もうお腹一杯です」と言ってしまいたくなるスケール。所々急な場所があるが、全体的には楽しく滑ることが出来る斜度。所々雪が割れていて、スキーを外して乗り切るなど、アドベンチャーな部分もあってなかなか楽しかった。

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十分アドベンチャーな滑走を楽しんで、沢まで滑り降りたあとは、山菜採り&岩魚釣り。ガイドのたまさんに釣竿の用意をしてくるように連絡を頂いたので、ルアー竿をバックパックに忍ばせておいた。残念ながら今回は釣果は0。山菜は沢を滑り降りたポイントで行者にんにく畑を発見。メンバーは夢中になって、袋一杯に行者にんにくを採取した。これで今日の夕飯の心配は無くなった。(笑)
1時間ほど岩魚釣り&山菜採りを楽しんだ後、立谷沢を渡って板を担いで急な夏道をツボ足で登る。ここが今日のただ1つの登りポイントだが、雪が無い部分は鎖が設置されているほどの急な登りで結構しんどい。登り詰めた先はまっ平らな平原。1kmちょっと平原を横断すると、本日の宿、念仏ヶ原非難小屋にたどり着く。缶ビールで乾杯して絶景の月山を眺めて本日辿ったルートをみんなで確認する。

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このツアーのもうひとつの楽しみは、昼間に採取した山菜を使った料理。今晩のメニューは行者にんにく畑を見つけることをこれを見越した、ガイドのたまさんのナイスなチョイスで「もつなべ」。「もったいない」なんて言葉は一切無しで惜しげもなく鍋に大量投入。このほかにカタクリのおひたしや油いためと豪華な山菜尽くしの夕飯となった。もちろん、用意してきた日本酒はあっという間に空になってしまった。

2 thoughts on “シーズン締めくくりはアドベンチャーなツアーで”

  1. ホームページ拝見しました!!!
    とっても充実していてしばらく楽しめそうです。
    来シーズンもよろしくお願いします!
    では11月の立山で。
    Jun

  2. コメントどうもです。
    いやぁ~、とても楽しいツアーでしたねぇ。
    自分は2回ほど担いでいる板の重さに放心してましたが。(笑)
    来シーズンもよろしくです。
    11月は立山、行きます!(行くと何故か小雪ということが多い・・・)

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