忙しい平日の合間に新しいスプリットモノ用のシールを作成。なんとかGWの立山には間に合いました。ぶっつけ本番で使うのもちょっと心配だったので、久々のシール登攀のリハビリとMakerビンディングの登りインプレッションを兼ねて、天狗原でテストする事にしました。同じく立山ツアーに参加予定のKAYOちゃんも久々の登りということで同行する事に。
テストだし天気も下り坂だから、遅い出発でも良いよねと油断していたら、自然園に到着したのは12:00でした。ロープウェイガラガラ(というか自分たち以外はもう1グループのみw)まぁ、登れるところまで登って十分テストできたら終わりにしましょうということで、かなりダメ度の高いツアーの始まりですw
過去にディアミール、ジルブレッタと山スキービンディングをスプリットモノで試してきましたが、滑走時のポジションが通常より高めになって、エッジングが今ひとつの印象でした。そんな経験もあって、今回は滑走モード重視で重量増加はには目をつぶってMarker Dukeをチョイスする事になりました。滑走は今まで使用して来た山スキービンディングの中ではピカイチです。目をつぶった重量がどう影響するのか。。。
重量があるので登りにくいかなと思ったのですが、以外と足運びに重さは感じませんでした。登りモードにする為には、ブーツを外して、フレーム中央のレバーをガチャコンと引く構造になっています。スプリットなので、どうせ外すしその点は面倒には思いませんでした。ヒールリフターも調整がシンプルで使いやすいです。気になっていたビンディングの使い勝手はほぼ問題無しでした。シールはGekoを導入。今までのG3より毛足が長いので板を滑らせる時の引っかかりが強い印象です。あと、色々話題になっているシール素材ですが、今回ははがれる事も無く普通のシールと殆ど同じような印象です。ただ、細かいカスのようなものがソール面に残る事があり、耐久性に関しては弱いのかもしれません。
祠の手前登りが緩くなるところで大体のテストは終了したのでランチタイム。既にヘリスキーも終わったようなので、ランチをゆっくり取った後は滑りに切り替えようと言う事になりました。 滑りの方は。。。まだちょっと板の長さ、固さに慣れていないところがあります。荷物を背負っての滑走も結構大変。う〜ん、この状態では立山がちょっと心配です。ゴンドラ駅まで降りて来て、あとはへろへろだったので、ゴンドラで下りました(根性無し!!)
反省会は例の如くGARICで。サラミやピザ、チーズの盛り合わせを肴にワインをたらふく頂いて、反省項目は忘却の彼方へw とりあえず、まだブーツが足になじんでおらず、もう少し滑り込んで、インナーを足になじませる必要はあります。GW前半はとにかく滑って、立山へNewブーツで行けるかどうか判断したいと思います。