なんだか、フェードアウトで終了してしまった雪山シーズン。もうちょっとだけ登りたいなぁ・・・などとのぼらー因子がうずいたので、キャンプに合流する前に、近辺のお山を登ることにした。目指すは大岳山。
大岳鍾乳洞の先の車止めに駐車。車が2、3台しかとめることが出来ない広さ。色々調べたのだが、もっともポピュラーなのは御岳側からのアプローチのようで、どうやらマニアックルートみたい。途中、観光ガイドにもある大滝を通過する。結構な水量で高さもある。ここが本当に東京なのか?と思ってしまう風景。しばらくは川沿いを緩やかに登っていく。このあたりの景色がいい感じ。
中盤移行は尾根に取り付いて、急な登りに。道はほどほどに整備されているようだが、人通りが全くなし。あまり歩いた形跡もないので、やっぱりマニアックルートなのか・・・スタートから90分で尾根上に登りきる。ここからは尾根伝いに歩いていく。周りが木々に覆われていて、道幅も人一人通れるほどしかない。景色を楽しむといった感じではない。大岳山荘を経て、1時間ほどで大岳山山頂に到着。結局誰にも遭遇することなし。山頂はガスが出てきて眺めは真っ白。ちょっとだけ休憩して、そのまま大岳山荘まで戻って、コーヒータイム。
ほぼタイムスケジュール通りなので、このまま馬駆尾根を軍道まで降りることにしたのだが、カシミールで調べたタイムが全く当てにならなかった。予想以上にアップダウンがきつくて、更に道幅が狭くなっており、思いのほか進まない。きついピークを登ると、同じくらいきつい下りが続きこれが連続していて、実際に高度を落とすよりも下りが多いといった感じ。結構しんどかった。結局カシミール予想時間2:30のところを3:50掛かって目的地に到着。やっぱりガイドとかも結局調べておくんだった。尾根を歩いて降りた割には展望が開けている部分が少なくて、景色ははっきり言って面白くなかった。カニを美味しく食べるための腹減らしにはなったかなと。(笑)全体的に見ると、前半の川沿いの歩きがハイライトだったかな。次回はもう少し景色が楽しめるところに行きたいなぁ。