首都圏自然歩道 千葉県No25 九十九谷をたどるみち

GPSにMAPソースもインストールできたし、これはもう何処か出かけてすぐ試すしかないでしょう！ということで、千葉のハイキングコースを歩いてみた。「首都圏自然歩道　千葉県No25　九十九谷をたどるみち」。どうせなら地理に疎い場所のほうが面白いだろうということで、このコースをGPS片手に歩いてみることにした。

このハイキングコース、七割以上が舗装道だった。う～ん、これで本当に自然道なのか・・・現在、スタート地点の植畑上郷までバスは運行しておらず、途中の粟倉から20分ほど歩くことに。GPSにスタート地点は入力してあるので、ナビゲートで迷うことなく歩いて行く粉が出来た。もし金銭的に余裕があるならタクシーのほうが良いかもしれない。（バスの本数も少ないし。）

スタートしてから当面は田園風景の舗装道を歩く。最初に目指すのは石射太郎山。稜線にとんがり形状のピークが見えるので、すぐに分かる。登山道から頂上まで前半はうっそうとした杉林。地面は所々が石で滑りやすかった。後半は景色が開けて、石切り場跡沿いにつづら折の道で高度を上げていく。頂上まではあっという間。ここからの景色もなかなか良かった。

石射太郎山の頂上からは尾根沿いに幅の狭い道が続く。手入れは行き届いているし、道標も要所要所に立てられているので、歩きやすかった。芹地区まで下ると、またまた舗装道。国道を横切って、鹿野山林道に入れば、山道になるだろうと思っていたのだが、結局、石射太郎山から芹地区までの3kmちょっとが山道でそれ以外はすべて舗装道だった。(T-T)

芹地区を抜けると、下りとゆるい登りの二股の分岐に差し掛かる。ここに道標が無くて、どちらの道へ行けば良いのか迷った。GPSで道路地図に切り替えて調べると、どちらも同じ場所に合流することが出来るので、気持ち良さそうな登り道を歩いた。両側がしいたけ畑の静かな道だった。ちなみにコースは下り道の方が正しかったようだが（合流地点の道標に案内があった。）、GPSのおかげでコースを外れても安心して歩くことが出来た。

国道465号線沿いにしばらく歩くと、鹿野山林道の起点に到着。最初はダートの道なのだが、すぐに舗装のフラット林道になってしまう。景色は良いのだが個
人的に舗装道には興醒め。トレッキングシューズだと歩きにくい。きつい登りは無く、徐々に高度を上げていく林道を稜線まで歩くと、マザー牧場に到着。自
販機でつめたいお茶を買って小休止。

マザー牧場から先、約4kmの道程が残っているのだが、道幅が狭い上に歩道が無くて、すぐ横を自動車がビュンビュン走り抜けていくので、とても怖かった。 50分ほど歩いて神野寺に到着。ここで休憩したらもう腰が上がらないような気がしたので、お参りして後残り1km、九十九谷の展望台まで休み無しで歩く。（笑）展望台からの眺めは予想していた以上に広大で、良い眺めだった。この展望台は公園になっていて、東屋に水道、綺麗なトイレまで完備されていた。遅い昼食をとり、のんびり休んで神野寺まで戻って終了。バスでJR佐貫町駅まで戻った。