黒潮の潮騒をきくみちを歩いて、長者町駅に到着したのが12:00丁度。今回は昼食を用意していなかったので、どこかでエネルギー補給を・・・と探したのだが、みつからず。orz
仕方ないので、駅舎で行動食をつまみ、20分ほど休憩してからNo15九十九里の砂浜をふみしめて歩くみちスタート。前半は夷隅川沿いに太東崎を目指す。
国道に出て江東橋までは、「黒潮の潮騒をきくみち」と同じコース。橋を渡って川沿いに歩く。ガイドの地図と違って、土手の上と下に道が平行しているのだが、道標も無くてあいまいになっているので、まぁどちらでも同じ何だろうと思った。
潮騒の音は聞こえるのだが、しばらくは河口の入り江沿いに歩くため、景色はどちらかというと、湖沼沿いに散策している印象が強い。風の影響もこのあたりは無くて、水面も穏やか。ここまでの道程、全て舗装道なのだが、道幅の狭い、車の通りが殆ど無いので、今まで歩いていたコースの中では意外と好印象。海岸線を歩いているというのもポイントが高い。
コースから一度外れるが、太東海浜植物群と太東崎をながめる・・・ここは風が強くて、道にいても並しぶきをふんだんに浴びてしまうような状況なので、道標をマークして早々にコースに戻ってしまった。(笑)太東崎から海岸沿いに護岸された道があるのだが、潮が穏やかなコンディションなら海岸沿いに散策できるような感じになっていた。これもハイキングコース??少なくとも今日の状態ではとても危険で、歩くどころではなかった。
コースに戻り、太東崎灯台を目指す。ここで本日はじめての登りらしい登り道。(笑)灯台のある見晴台に地元の野菜の直売所があって、柿をご馳走になった。甘くておいしい。行程が残り少なかったら、色々買い物しても良かったのだが・・・この時点で時計は午後2時。行動食をかじっただけなので、ちょっとコーヒータイムにしたいところだったが、遅れ気味なのでチェックポイントの休憩所までがんばってあるっくことする。
灯台から先の道も車の通りが殆どない細い道で歩いていて楽しい。こうしたポイントとポイントを結ぶ道も楽しめる道じゃないとハイキングコースとしてどうか?と思うのだが・・・静かな山間の住宅地を30分ほど歩いていくと、雀島の見える海岸線に出る。ここにこのコースのチェックポイントである休息所があった。(ガイドの地図ではもう少し手前に印が付いていたのだが・・・・・)時間は多少押しているが、暗くなる前には終了しそうなので、ここでお湯を沸かしてコーヒータイムにした。Esbitのストーブで風が強かったので火をつけるのにちょっと難儀した。
30分ほど休憩して出発。もう少し舗装道を歩いた後にラストは砂浜の道だな・・・と思っていたところに、突然、「ハイキングコース入口」の看板・・・関ふれの道標もハイキングコース入口を指している。orzどうりで、GPSのシティナビゲータで道が表示されない訳だ。距離にして3kmもない公園の自然歩道のような感じ。一気に稜線まで登ると(といっても3分も登らないがw)九十九里の海岸を眺めることができる。眺めは良いし、期待していなかった土の道を歩くこともできたので、ちょっと満足。(笑)
ハイキングコースは太東漁港に降りたところで終了。一度国道に出てから海岸線の道に合流するのだが、国道沿いに道標が見当たらず、時間をロスしてしまった。結局、コースは単純で、国道沿いに少し歩いて、最初に海岸に下りる道を入るだけだった。大東海水浴場の看板が目印。奥まった見えにくい位置に道標がある。道がドライブインの裏で雑草が生え放題の状態になっているので、さらに分かりにくくなっている。国道に1つ道標があれば問題ないのだが・・・
しばらく歩くと荒れていた道もきちんと整備した状態になる。道標は無いのだが、ガイド地図では国道から離れた海岸沿いの道がコースになっているので、この道しかないといった感じ。途中から舗装道がなくなってしまうのだが、他に誘導する道も無いので、そのまま砂浜を歩く。海岸線が終了したところで分かったのだが、舗装道が無くなった所から先は砂浜が崩れていて危険なので入らないように、看板で注意が促されていた・・・・・確かに波打ち際は段差が付いて、崩れやすいようになっているので、歩くのには注意が必要が必要だった。順路どおりの歩き方をするとは限らないので、反対側にも看板が必要だし、できることなら迂回道の指示も欲しいところ。そんなトホホなオチ付きで海岸の道がおわり、まっすぐな農道を東浪見駅まで歩いて、無事終了。次回はこの駅から再び山間に道が続くことになる。