最終日。いつもの如く一ノ越〜東一ノ越〜タンボ平〜黒部湖のコースです。最初に言っておいてしまいますが、かなりへたっぴー全開な滑走となってしまいました。前日の晩に積もった新雪がグダグダに腐っちゃってたとか色々ありますが、良い訳はしません。新板を乗りこなせていない自分が悪いんです(泣)
室堂から一ノ越へのハイクアップ中にガスガスの天候はかなり晴れてきました。しかし風が少々強いです。一ノ越小屋裏からトラバース気味に滑走して、東一ノ越へのトレースに取り付きます。まずは滑走の準備。スプリットモノの組み立てをこのツアー中何度も行っているのですが、今ひとつ要領が悪いのか、準備まで時間が掛かります。以前のハンドメイドのスプリットではそれほど時間が掛かっている印象は無かったのですが。。。ラチェットを上手く使いこなす必要はありそうです。あと、このラチェット、もうちょっと軽くならないかなぁ。。。
そして、東一ノ越へ到着。斜面は真っ白ですが、「腐ってんじゃね?」と一抹の不安が残ります。まずはあまり高度を落とさずにトラバース気味に滑ります。雪は。。。腐ってかなり滑りにくいですorz
ハイクアップでは殆ど感じなかった、板の重量がかなり気になり、細かくコントロールするのが結構しんどい。。。腐っているけど、直滑れば何とかなるかと無理矢理速度を上げたところ、大転倒してのフロントが深々と雪に刺さって身動きが取れない状態になってしました。orz
その後の滑走も板の重量が原因なのか、かなり体力が奪われた感もあって、「しんどいなぁ」という印象ばかり。う〜ん、もうちょっと、色々なコンディションで荷物も背負って滑り込まないと駄目です。;;;
今日のタンボ平は沢山のよだれが垂れていました。ノロノロなアバランチですが、これはこれで巻き込まれると怪我どころの話でない場合もあります。なんとか無事にロープウェイ駅下までやってきました。ここで富山側へ降りるメンバーとはお別れ。扇沢へ降りるメンバーは、あとひと冒険することになります。
例年より雪が少ない事を承知で黒部湖まで滑って下ります。案の定ヤブヤブコースw体力を使い果たしてしまったのか、自分はかなりペースダウンしてしまって迷惑をかけてしまいました。このツアーで新スプリットに関する課題が色々見えてきました。マウントクリップはやっぱり必要なので、SnowSharkに連絡して対応してもらう事、板の長さ、重量と荷物を背負っての滑走に慣れる事。。。来シーズンまでの宿題が沢山出来ましたw