SplitMonoのリフターテストを終えて、駐車場で後片付けをしていたところ、長野に移住したケイン家とばったり遭遇。その日の夜はとれたての山の幸をご馳走になって一晩お世話になりました。翌朝、どこか滑りに行くの?という話になり、前日、ハイクアップしている時に自然園をBCクロカンしているのが楽しそうだったので、のんびり自然園を散歩しようかなぁ、と話したところケイン君が乗ってきました。昨日に引き続いて、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで、一気に標高1900mまで上がります。
栂池自然園駅にビーコンのセルフチェッカーが設置されてました!ソロでもグループでも効率よくビーコンチェックできるのでこれは便利です。自然園での諸注意、状況説明を説明員の方から受けて、ビーコンチェックをしてから出発です。
ケイン君なんだかウキウキしてるなぁ。。。と思ったら、こんな新アイテムを試す絶好の機会になったようです。アイゼくん、板への加工なしでワンタッチで取付可能なスキーアイゼンです。使い回しが気軽にできて、これは良さげ。
アイゼくん試しに斜面を上ってみることに。自分は革テレ靴にAltai SkisのHok145なので、ジグ切らないとちょっと厳しい部分がある斜面でしたが、スキーアイゼンだと楽々直登OK。春のお散歩だったら、ステップソール+スキーアイゼンという組み合わせ良いかもしれません。良いもの見せていただきました。
自然園の一番奥の展望台を目指して歩きます。目的地は写真左にちょこっと見える雪庇のある所です。意外と上り坂ということに雪が積もった状態を見て気付きました。このエリアのお散歩は予想以上に滑りが楽しめそうです。
ゆるゆると歩を進めつつ、ちょっといい感じの斜面があればちょこっと滑って登り返すケイン君。自分のHokだとウロコではなくシールなので、ちょっと抵抗強すぎて、自分の足前だと革靴が負けてしまっている感じでした。こんなに滑る場所有るならウロコにしとけば良かったか。。。
展望台(正確にはもっと眺めが良い所目指そうという理由で、同じ稜線のちょっと上がったポイント)に到着。お散歩でこの景色が眺められるのが栂池自然園の良い所です。ここで、コンビニで買った昼食を広げて休息。蓮華温泉からやってきて、金山沢を下る予定のグループに会いました。ケイン君、「金山沢っていうのもありでしたね〜」とボソリ。なるほど!それはガッチリ滑れる装備の時にまた行きましょう! 蓮華温泉にも行ってみたいですねぇ。
引き返し始めは滑り。思ったより高度差ありますね。モノスキーなら楽勝ですが、足元は革テレ靴にシールビルドインのHok。このくらいの下りになると、シールの抵抗がかえって滑りにくくしている印象でした。直進方向はそれほど抵抗を感じませんが、横方向がずらしにくく、思いっきり滑ろうとすると突っかかるような感じになりました。直滑降すれば良い??w
最後はアバランチシュートを抜けて、直ゴンドラ駅へ。このルート、以前BCツアーで滑ったことがあるのですが、記憶している以上にガッツリ滑りなルートでした。途中沢がちょろっと出てきてアドベンチャーな感じです。スマートに滑ることは出来ませんでしたが、革テレ靴でなんとかやっつけました。下山して締めは下倉温泉にちゃぽん。思った以上に滑り要素が多くなったお散歩になりました。今度は3月位に訪れてみたいです。