立山初滑りツアー 1日目

今シーズンもアドベンチャーガイズの立山初滑りツアーでスタート。出発する日が近づくにつれて、都内でも寒い日があったが、全体的には暖かい日が続くことが多かった。立山は大丈夫かなぁ・・・と室堂山荘のライブカメラをチェックしていたが、下界と違ってや山上は着実に冬が近づいていて、毎日、段々と白くなっていく景色をチェックしてはニヤニヤと顔がほころんだ。（笑）

集合の前日は休みだったので、たまにはのんびりと下道でゆっくり行って見ようかと思い、前日の夕方に出発。途中、諏訪で野遊び仲間が経営しているラーメン屋「狼煙」でおいしいラーメンを頂いて、12:30に扇沢に到着した。初滑りの立山には珍しく、ターミナル近くの駐車場は既に満車状態だった。木曜日から入山している人がかなり多いようだ。翌朝は11:00と遅めの集合。おなじみのメンバーにガイドの近藤さん、Tamaさん、みずき君が合流。閉鎖間際のアルペンルートは5月とは違って、観光客もまばらで各交通機関の連絡もスムーズ。2時間掛からずに室堂ターミナルに到着してしまった。（少し連絡待ちする位だと途中で蕎麦食べたりとかできるのであまりスムーズすぎるのも味気ないなぁ・・・）

荷物を整理して室堂山荘前に集合。シーズン始めなので、ビーコントレーニングを行った。昨シーズンはビーコンを忘れてしまうというなんとも情けない事件もあったので、シーズン始めは、すぐ滑りたい気持ちもあるのだが、ここは気を引き締めて、ビーコントレーニング。個人捜索で隣の信号を拾ってなかなか見つけられなかったり、グループ捜索で忘れていたことがあったりと、やはりシーズン始めにやっておくことで色々確認できて良かった。

ビーコントレーニングを終えて、少し時間があるということで、室堂山荘の裏を1本滑ろうということになった。雪のコンディションは、先ほどのビーコントレーニングで雪がスコップが入っていかないほどガチガチで、ビーコンを埋めるのに少々難儀してしまうような状態。天気が良くて、風も無いので、あともう少し雪がやわらかいと楽しいのだが・・・雪の状態を見ながら良さそうなポイントからドロップしてみたが、日陰ということもあり、ガリガリと氷を砕くような音を立てながら恐る恐る降りるといった感じ。まぁ本番は明日だから、雪が緩むのを期待しましょう、ということで夕日できれいに染まった別山を眺めながら室堂山荘に戻った。