070212 昭和の森をたずねるみち

前回の続きから。関ふれ歩きで前回歩いてから翌週にまた歩くのはこれが初めて。前回の終点、本納駅から歩き始める。コースは駅からのスタートではなくて、#10山里のみちの途中から始まる。その場所まで歩いていかなければならないのだ。約20分のウォーミングアップして、新治小学校の交差点にある3方向を示す道標から本当のスタート。歩くとすぐに、車の交通が激しい大きな道に出る。道沿いにセブンイレブンがある。関ふれ歩きも数十コースを踏破してきたが、コース上に今まで目にしなかったものがある。それがコンビニ。ある意味一番俗っぽいものが今までコース上に存在しなかったのだ。う~ん、こんなことなら、家の近所であわててお金を下ろしたり、昼食のおにぎりを買わなくても良かったかなぁ・・・と思うのと同時に、せっかくのハイキングが雰囲気台無しだなぁ・・・と複雑な気持ちだった。

070212 昭和の森をたずねるみち

070212 昭和の森をたずねるみち

070212 昭和の森をたずねるみち

しばらく歩くと、そんなことも忘れくらい、のんびりとした、静かな田舎の道に変わって行った。ルートマップによると溜池を過ぎた所で道を左に曲がるのだが、道標が見当たらない。しかしGPSは左に曲がるように指示が出ている。う~んおかしいなぁ・・・と辺りを見渡すと、太い杭ごとポッキリ折れた道標が道の脇に立てかけられていた・・・なんとなく曲がるべき方向を示しているのだが、こんな状態では誰も信用しないだろう。目印としては曲がり角に赤い鳥居があるので、コースを順方向で歩いている場合は右へ、自分のように逆方向で歩いている場合は左に曲がることになる。前回の壊れた道標もそうだが、報告があったらすぐに修理して欲しいところ。今度、今まで歩いたコースで壊れている道標の報告書でも県庁に送ろうかな・・・

070212 昭和の森をたずねるみち

梅

今回は中間着とアンダーウェアに新調したファイントラックのブリーズラップジャケットとフラッドラッシュスキンを着用してきた。本当は雪山で試してみたかったのだが、この暖冬でいまいち雪山へのテンションが上がらず、でも早く試してみたいということで、関ふれ歩きで初おろしとなった。具合はなかなか良く、薄い生地で心配だった防寒も予想以上だった。これは雪山で使うのが楽しみになってきた。道は車がすれ違うにはちょっときつい位の舗装道から車が何とか通れる位に更に細くなった。静かで歩いていて楽しい。庭先には夏みかんを植えている家が多い。満開の梅も・・・本当に暖冬なんだなと思った。ゴアのジャケットを着用して来たのだが、少し汗ばんで来た。

070212 昭和の森をたずねるみち

熊野神社

熊野神社

岩を掘っただけのトンネルを抜けてしばらく歩くと、田んぼの中にぽこんと盛り上がった森と赤い鳥居が目に入った。とても田舎らしい特徴のある風景だったので、コースを少しだけ外れてその場所に立ち寄ってみた。ルートマップによると熊野神社という神社らしい。鳥居をくぐって社まで階段を上がってみる。なかなか眺めが良かった。可能ならこういう場所で野宿って言うのも楽しそうだ。ここで区切りが良いので、ゼリー飲料でエネルギー補給。暖かくなったのでアウターを脱いだ。

ネコ発見

さらに田畑沿いの道を歩いて行くと、目の前に綺麗に区画された住宅街が見えてくる。GPSの地図やルートマップを見ると、その部分が宅地造成されて新たに作られた新興住宅街なのだと想像がついた。右手は近代的な綺麗な町並み、左手はのどかな日本の田舎風景という左右のギャップが面白い。左右を交互に見ながら、出来ることなら歩いて楽しいハイキングコースとして田舎の景色が残るよう、これ以上は区画整備は拡張して欲しくないと思った。

小中池までもう少し

小中池公園

区画された新興住宅の道から少し山道を抜けると、用水路沿いに一直線の道が続く。その先には大きな壁のようなものが見える。距離が短くなると、それが大きな提だということが分かった。小中池公園に到着。公園は連休ということもあり、家族連れでにぎわっていた。提の上から下まで曲がりくねった巨大な滑り台が設置されており、子供達が並んで楽しんでいた。花壇は菜の花が満開。いくら暖かい千葉といってもまだ2月なのに・・・

小中池

#09 昭和の森をたずねるみち チェックポイント

この辺りにチェックポイントの休憩所があるのだが、ルートマップで大雑把に示された場所では分かりにくかった。休憩所は提を上がった場所にある。ここで時間も丁度お昼になったので休憩にした。コンパクトストーブでお湯を沸かして、スープを作りコンビニおにぎりをほおばる。

昭和の森への登り道

昭和の森

このコース、最初に予想していたより静かで車の通りも少なくて良い道だったので、この後残りの道も期待できるなぁ・・・と思ったのだが、小中池公園の階段のある登り道を上がったとたん、都心の公園のような風景に豹変。ここから昭和の森になるらしい。先ほどの公園も人が多かったが、昭和の森はそれをはるかに上回る人人人・・・見てるだけで人酔いしそうだった。昭和の森の中を横断するのだが、道標は数箇所あった。途中まで気付かずに出口付近で道標を目にして、昭和の森内にも道標があるのだと気付く。一応、「可能な限り道標はGPSでハントする」というくだらないルールを自分に課しているので、(笑)道標を確認しながら少しだけ戻る。とにかく昭和の森の中は歩道やら、サイクリングコースやらでどの道を歩けば良いのだ??と思ってしまうが、道標に従うことにこだわらないければ、園内の地図で位置を確認して、第二駐車場を目指せば問題ない。

070212 昭和の森をたずねるみち

070212 昭和の森をたずねるみち

昭和の森を横断すると外は、新興住宅街。道も大々的に拡張工事が行われていて、途中まで道標が見当たらない状態。ルートマップを持っていれば問題ないとは思うのだが・・・車の通りの激しい県道千葉大網線から住宅街に外れる箇所から道標が復活する。途中で、#08のコースに合流するのだが、終点は土気駅になっているので、このあと#08を歩く予定だが、土気駅まで歩いて終了。途中寄り道したり、ネコと戯れたり、ゆっくり昼食を採ったこともあり、14:30に到着。う~ん、次のコースを歩くには微妙な時間・・・

7 thoughts on “首都圏自然歩道 千葉県No09 昭和の森をたずねるみち”

  1. 段々とσ(^^)の生活圏に近づいてきましたねぇ~(^^; これから海岸を離れて成田方面へ向かうような気がしますが、 少々前に連絡もらえればバックアップしまっせ~~(^^; 拗ねてる娘の機嫌がよければゞ(^^;

  2. ああ、なんかすっかり春の景色みたいですね。
    ここのところ私もトレッキングが楽しみになってきました。といっても雪のうえですが・・
    滑るのもおもしろいですが、スノートレッキングはまりそうですね。今度安達太良山くろがね山荘へ行きませんか~

  3. コメントありがとうございます。
    JINさん:
    予定では、あと2回分踏破すと、印旛沼周辺へのコースに入ります。そこからは
    バリエーションルート含めて3回分ですね。1回がMAXで20kmちょっとの計算で歩
    いてます。今回は時間計算間違えて暗くなっちゃいましたが・・・雪山のコン
    ディションがこのまま悪いと、入梅前には踏破できそうですね。
    柿の種さん:
    スノーシューハイクもしたいです。今シーズンは鏡池の氷は期待できるのか、
    ちょっと気になるところです。安達太良山ならやっぱり板持って行くでしょ
    う!!ただ、強風の多い山だと聞いているので、それなりの覚悟が必要ですよ~

  4. 20キロちょっととは、歩いたら何時間くらいかかるのでしょうか?
    20キロはここ最近の週末ランニング練習の距離です。ゆっくり走るので2時間くらいです。

  5. コメントありがとうございます。
    写真撮影したりネコと戯れたり道草が多いので(笑)参考にはならないと思いますが、10:00~17:00を基本に考えて行動しています。昼、おやつタイムもあるので(笑)、10kmちょっとのコースを3時間ってところですね。

  6. コメントありがとうございます。
    犬っことは相性が悪いようで、歩いていると、よくほえられます(泣)
    以前、飼っていたこともあって、ネコとは相性がよいです。歩いていると、結構呼ばれます。この娘(女の子でした)は畑で遊んでいたところ、こちらから声をかけたらかわいらしい声で寄ってきました。(笑)

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