Surcの久我さんのガイドで妙高 三田原山BCへ。妙高 杉ノ原スキー場のトップからアクセスするのだが、駐車場前のゲレンデは既に終了状態・・・こんなんでツアーできるのだろうかと、心配になった。ゲレンデのコンディションに加えて追い討ちをかけるように、前夜の荒天でリフトに落雷、トップへ上がるリフトは運休となってしまった。(泣)
三田原山の長い滑走コースは諦めて、ゴンドラ終点からアクセスできる赤倉山周辺へのガイドに変更となった。ゴンドラで上がれば、十分雪はあるということで一安心。行き先を検討している間に天気も良くなり、昨晩の落雷が本当に悔やまれる。
ゴンドラ駅を降りて、コースを外れるとすぐに、ゆるい登りの広い雪原が続く。ネイチャースキーやスノーシューハイキングでも楽しそうなロケーション。赤倉山に向けて歩いていくと、徐々に斜度もきつくなるので、滑りも楽しめそう。う~ん、こんなところが、通っていた妙高エリアにあったなんて・・・栂池で毎年やっている雪上宴会なんかにぴったりの場所だと思った。(笑)
小休憩を挟みながら1時間ほど歩くと、ぐっと斜度がきつくなる尾根に取り付く。ここからもうひと登りして、滑り出す予定だったのだが、予想以上に雪面は不安定。重い割にはスカスカした湿雪が踏み込むとズルズルと崩れていく。沢にはデブリはあるし、離れた場所ではあったが、大きな雪庇が崩壊して落ちる現場を数度目撃。これはもう、このあたりで滑り降りるのが良いでしょう、ということで、滑走準備。
ダケカンバが続く広くてゆるい斜面をのんびりと滑走。雪もほどほどに滑って気持ちよかった。途中、小雪のためなのが少しゆるい登りになる箇所はモノスキーだとちょっとしんどかった。全体的にネイチャー系のロケーションだが、個人的にはこういうまったりした場所の方が好きだったりする。3月の降雪が落ち着く時期に、今度はこの場所で食材担ぎ上げて、雪上宴会したいなぁ・・・と来年の宿題が1つ出来てしまった。
スキー場に戻った後は、ちょっと物足りないので、1本づつコースを滑走。駐車場まで下れるかどうか、確認して、なんとかギリギリ雪をつないで駐車場まで滑り降りることが出来た。あとは温泉&戸隠蕎麦で締めくくり。まったりしすぎて、気がつくと、17:30・・・温泉で半分溶けてしまったので、通勤割引を利用して高速で帰路に着いた。今回計算して分かったのだが、信州中野~碓氷軽井沢:100km圏内、碓氷軽井沢~東松山:100km圏内、ってことで、白馬に行くのとさほど変わらんかも・・・と思えるようになった。