070501 Mt.GASSAN BC

前日は奥只見で滑っていたはずなのだが、翌朝には月山まで北上してしまった。こういうお馬鹿な事が思いつきでできるのも、大型連休ならでは。結果は正解だったようで、中部関東で雨が降ったのに対して、東北では曇り空。風が少々強かったが、雨にやられずに済んだ。(ぺいさんも来ればよかったのに・・・)

070501 Mt.GASSAN BC

まずは1本スキー場を滑る。積雪は少なめだが滑るには十分の量。黄砂の影響で全体的に雪が茶色い。姥ヶ岳をシールとスノーシューでハイクアップ。走りこんでいるKAYOちゃんはペースが速め。稜線まで出ると、ちょっと立っていられないくらいの強い風が吹いていた。頂上からはうっすらと鳥海山が見える。風が無ければゆっくり景色を楽しみたいと思っていたのだが、とにかく風が強くて、すぐにでも滑りたい気になっていた。5mほどハイマツの間を下りて、板を履く。

070501 Mt.GASSAN BC

Mt.Yudono-San

所々雪が割れている箇所があったので、安全滑走で姥ヶ岳と湯殿山の間のコルまで滑走。雪は比較的滑りやすかった。昨年ういりさんと滑った時にはきっちり雪が付いていた湯殿山は、今回は所々に亀裂が入っており、雪崩ている箇所も幾つかあった。目の前の切り立った壁のように見える湯殿山の亀裂はちょっと怖かった。注意して沢の左側を滑る。モノスキーだと長距離のトラバースは結構きつい。

070501 Mt.GASSAN BC

070501 Mt.GASSAN BC

広々とした石跳沢を2/3ほど滑り降りたところで、水の流れる音が。昨年より上流で沢が開いている。沢沿いに長いトラバースが続くのは、モノスキー2人組にとってはちょっとつらいので、少し上り返して、沢沿いの尾根を滑ることにした。尾根といっても殆ど斜度が無く、ストックで漕いでいる方が多いくらいだった。GPSで現在位置を確認しながら、車道に滑り降りる。予定していたネイチャーセンターとは尾根1つ隔てた箇所で道路に合流した。

070501 Mt.GASSAN BC

Japanise Bar: Kaeru no Ko

大井沢の湯ったり館で汗を流して、道の駅にしかわに移動。ここが本日の宿泊地。この道の駅は地ビール工場、日帰り温泉、レストランが併設されており、歩いていける場所に山菜料理を出してくれる居酒屋「蛙の子」があるという、車中泊派にとっては理想的な道の駅だったりする。風呂上りに軽く地ビールお試し3点セットを楽しんでから、蛙の子に移動。山菜料理を堪能して、鴨鍋で締め。夜中のドライブ移動、強行スケジュールだったが、内容の濃い大満足な1日だった。翌日は朝市で山菜を買い込んでから扇沢まで南下した。

3 thoughts on “月山 石跳沢”

  1. 月山は、後のツアーのいい足慣らしになりましたよ。色々と予測するのに役に立ちました。
    ブナの原生林、啄木鳥の音。ステキな世界でしたね。

  2. コメントどうもです。
    後半のダラダラ斜面は少しこたえたのでは。かといって、片斜面トラバースが長く続くのも・・・このあたりの判断はモノスキー独自の基準があるかと思います。スキルをつんでいくことで、片斜面は克服することが出来るので、慣れてくるとまた違ったルート判断をする場合も出てくるかと思います。何度でも同じ場所で違った体験が出来るというのが楽しいですね。

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