先週末に引き続いて関ふれ歩き。多忙につき1日しかまともに休みがないので・・・こういう時、近場で楽しめるといえば、今の自分にとっては関ふれなんですな。今回は1コースのみ。黒潮の潮騒をきくみちから延々と続いたコースもここで、一度切れて、次回は印旛沼周辺からのスタートとなる。JR松尾駅から前回の終了地点である古和本郷まではタクシーを利用した。¥660也。今回歩く埴輪と遊ぶみちのゴールに程近い芝山公園には埴輪博物館なるものがあるらしい。毎回歩くだけじゃ面白くないから今回はこの施設に寄ってみようと考えて、無駄な歩きは避けて交通機関を利用したのだ。
古和本郷のコース案内版から前回歩いた道を少しだけ遡り、途中から細い小道に入る。緑の多い住宅地と雑木林が混在する道。千葉東金道路をくぐると田んぼ沿いの道を延々と歩く。天気予報で予想されていたよりは後楽日和な感じ。途中古墳の案内板があったので少し寄り道したのだが、予想に反して、どこが古墳なのか素人では判別が困難な状態だった。しかも本格的な調査には未着手って・・・・
田んぼ道からコースは歩道部分が殆ど無い車道に変わった。しばらく歩くと車道と平行して田んぼの中を歩く道があるのだが、道標はそちらを指示していない。コース設定時には道がつながっていなかったのか?まぁコースが制定されてからもう10年以上も経過しているので無理も無いことなのだが、コース周辺の変化に伴ってコースも見直してもいいじゃないかなぁ・・・と思った。途中アジサイに道標が隠されて通り越しそうになる(笑)
車道から再び小道に入ると、今度は少し登り気味で杉林と畑が交互に入れ替わる道が続く。先週に引き続いてちょっと土の道もあって歩くのが楽しい。途中、あまり手入れがされていないのだろうか、雑草に覆われて分かり難い箇所があった。石の道標を通過してすぐに道が十字になっているのだが、ガイドの地図には明記されていない。見た感じは明らかに右に曲がるのだが、そのまままっすぐ、雑草で覆い尽くされた道を30mも歩くと道が再び明確になる。道標を見つけるまでは、「本当にこっちかなぁ」と少し心配になる。
スタートして、1時間30分ほどでチェックポイントの殿塚・姫塚に到着。この古墳は先ほどのとは異なり、はっきりと古墳だと形状が認識できる。踏み道が付いていたので上にも上がってみた。古墳の上に上がって、反対側に下りると、関ふれの案内板がある。手前にも解説看板があるがチェックポイントとなっているのはこちらの看板。
殿塚・姫塚から先は深い森の中を歩く。あまりハイカーはいないためなのか、途中、道が殆ど消失したような状態。(笑)でもこれくらいの方が、舗装道の多い、関ふれのコースでは楽しいかもしれない。
森を抜けて、再び田んぼ脇の道をしばらく歩くと、芝山公園に到着。丁度12時になったので、ここで昼食休憩にした。公園内には東屋があって大休憩には丁度良かった。昼食後はちょっと寄り道で公園内の埴輪を見て、埴輪博物館も見学。近接した芝山仁王尊にも埴輪博物館があったのだが、残念ながらバスの時間が近くなったので、今回は境内を散策するだけに留めた。
芝山仁王尊の裏口から県道大里小池線に出て、あとは小池バス停まで車道を歩く。ここははっきり言って、現在では消化するだけのただの道で面白味は殆ど無い。芝山仁王尊の前から松尾駅に戻る町営のバスがあるので、コース踏破にこだわらない、或いは早めにコースを踏破して引き返し、芝山公園や仁王尊で埴輪三昧というのも良いかもしれない。