070818 Mt.Akita Komagatake

なるべく登る苦労をしないで、お花畑を見たり、涼しい縦走が楽しめて、温泉なんかあったら最高!!とそんなところがあるんですな、探してみると。ということで、秋田駒ケ岳~乳頭山を縦走して、孫六温泉でゆったり温泉に浸かるという極楽計画を立てたのだが、当日はあいにくお山はガスの中、しかも翌日は天候が崩れるということで、当初、阿弥陀池小屋で1泊してののんびり縦走の予定を変更して、八合目小屋を往復することになった。

070818 Mt.Akita Komagatake

八合目小屋からのトレイルは良く整備されていて、小岳を回りこみながら高度を上げていくので、登っている感は少な目。これで天気が良ければ何も言うことは無いのだが・・・ガスは相変わらず晴れる様子は無いのだが、雨が降らないだけ有難い。気温は1枚羽織っても良いと思わせるほど。1時間ほどのんびり歩くと、阿弥陀池に到着。

Pond Amidaike

Amidaike Hat

阿弥陀池のほとりに阿弥陀池避難小屋があるはずなのだが、ガスで視界が悪く全く見えない。GPSで確認すると、ほんの数十メートル先になるはずなのだが・・・池沿いの木道を歩いていくと、急に現れた。登り始めたときよりさらに視界が悪くなっている。時間も昼時なので、避難小屋で昼食&これからの予定について作戦会議。

070818 Mt.Akita Komagatake

070818 Mt.Akita Komagatake

視界も悪いので、往復ですぐに行ける、男岳と男女岳を登って、八合目小屋に引き返すことにした。まずは男岳を阿弥陀池から往復する。花畑のシーズン最盛期は外れていたのだが、トレイル脇に数種類の高山植物が混在した状態で見ることもできたので、ガスの中でも歩きを楽しめることが出来た。頂上には祠と方位版があって、天気が良いと色々景色が楽しめるようだった。

070818 Mt.Akita Komagatake

070818 Mt.Akita Komagatake

阿弥陀池まで戻り、今度は男女岳に登る。こちらは延々と階段状の道がまっすぐ続く。時々ガスが晴れるようにもなり、瞬間的に景色を楽しむことも出来た。頂上まではほぼ一直線、ガスで視界も悪く、地形図を見てもなかなかイメージを掴むことが出来なかったが、ガスが晴れると、意外と頂上までさほど高度が無いことが分かる。う~ん、次回は晴れたコンディションで、もっとあちこち周遊してみたくなった。
時間いっぱいまで阿弥陀池周辺散策を楽しんで、15:50のバスで山麓まで下山する。本当は避難小屋に1泊の予定だったので、縦走できない分温泉を楽しもうということになり、後生掛温泉まで足を伸ばして、宿泊することにした。明日の予定は天気次第ってことで。