明日は多分雨だよねぇ~などと、翌日も温泉のんびりモードと湯治部屋で決め付けていたのだが、翌日、気持ちよく晴天というわけでは無いが、昨日よりは明らかに天気は良い。ガスも出ていないし・・・少し時間は遅めだが後生掛温泉の裏からすぐに登り始めることが出来る、焼山に登ることにした。写真を撮ったりして、のんびりペースなので、玉川温泉までスルーできるかちょっと怪しい。時間を見てスルーが無理なら後生掛温泉に引き返しても良いね、ということで9:00から登り始めた。山登りは行動は朝早いなんていうのは、通用しませんな。(笑)
登り始めは深いブナの森を歩く。所々、木道も整備されていて歩きやすい。高度が少しづつ上がると道は険しくなり、1時間ほど歩くと、見晴らしが良くなってくる。あちこち煙が立ち上がっているのは温泉。後生掛温泉も見えるので、どの位歩いてきたのかも分かる。
さらに30分ほど歩くと稜線に出て、今まで歩いてきた森の中とはがらりと景色が変わる。風も吹いて気持ちよい。栂森までは予定通りの時間。これならば、少なくとも焼山頂上までは行けると判断して、稜線を先に進む。アップダウンがあり、景色にも変化があって楽しい。右手に白く緑の生えていない箇所が見える。温泉が湧いており、白煙が立っている。地形図と照らし合わせると、どうやら焼山の火口らしい。
途中の避難小屋で小休憩。この避難小屋も綺麗に整備されていて、中には薪ストーブまで整備されていた。玉川温泉~後生掛温泉を結ぶこのコース、4時間もあればスルーできるコースなのだが、のんびりこの小屋で1泊して星を眺めるというのも楽しいかもしれない。
小屋の裏から急な登りを1つ超えると、すぐ目の前に火口を見ることが出来る(卵もって来るべきだったか・・・)はるか火口の反対側にはガスが発生している。かなり大きな火口。前傾を見渡せる頂上の見晴らし台まで歩いた。ここまでのんびりと歩いてきたので、玉川温泉までのスルーはバスの時間にちょっと厳しくなってしまった。スルーするのはあきらめてのんびりランチタイムにすることにした。風も吹いて気持ちよい。
お湯を沸かしてコーヒーも楽しんで、来た道を引き返す。あとは来た道を戻るだけなので、バスの時間も気にする必要も無く、あちこち写真を撮ったり、少し景色を楽しんだり、木の実(途中でブルーベリーがありましたよ!!)をツマミ食いしたり、と行き以上の時間を掛けて下山。(笑)今日は天気が崩れるという予報だったのだが、時々青空ものぞかせる位、雨の気配は全く感じられなかった。気温も暑くも無く寒くも無く、予報が外れたということか?駒ケ岳~乳頭山縦走できなかったのは残念だったが、これはまた、次回の宿題ということで、今日は日帰りで焼山を楽しむことが出来てラッキーだった。下山後はまた車で乳頭温泉に引き返し、下山後宿泊予定だった孫六温泉でのんびり温泉に浸かり、翌日帰路に着いた。
秋田ですかぁ~。
乳頭、玉川、後生掛、行きたい所ばかりっす。
「火口」は見てみたいですが、ハイキング感覚でアクセス可能なんですか?
コメントどうもです。
秋田は良い場所がいっぱいありますよ。乳頭温泉郷の近くにキャンプ場も確認したので。キャンプde毎日温泉めぐりも可能です。火口はハイキングでいけます。ただし上りもあります。3時間ほどでしょうか。でも下山したら温泉がまってる!と思えば、なかなか楽しいですよ。