久々の野遊びです。初夏の恒例GPSストアの山菜教室に参加しました。奥只見の古民家を貸し切って、みんなで収穫した山菜を料理して宴会といういつものスタイルです。今年は山の春が早く訪れた影響で、里山で採れる山菜はいつもより遅い時期の山菜になっていました。いくつかのグループに分かれて健脚グループはコゴミやウルイを求めて、山奥深くはいる事に。久々の野遊びにしてはちょっとハードな道のりでした。(笑)
約1時間半ほどの山歩きでたどり着いた場所には、カタクリとコゴミの混在畑。カタクリの花がとてもきれいでした。近くにはできたてホヤホヤのクマさんのフンがあり、全員で声を出しながら、コゴミを収穫しました。(笑)沢沿い出ると立派なウルイが斜面いっぱいに。普通は茎の部分だけいただいて葉の部分はその場で捨ててしまう場合もあるのですが、我々のグループはこの葉っぱもおいしくいただきます。
収穫した山菜は参加者みんなで仕分けて、下ごしらえをします。山菜の大きさや出来によって仕分けて、順次料理して行きます。天ぷらやおひたし、和風やイタリアンなアレンジなど、これでもか、と色々な種類の山菜料理が次々と出されます。これにおなじみのビールサーバーと差し入れの日本酒の数々。。。地元の名物ジンギスカンをマサナリ風にウルイの葉に包んでいただいたりもして、山の幸を十分に堪能しました。
翌日は解散後に奥只見でのかねてからの宿題、季節限定の露天風呂、大塩温泉に立ち寄りました。この温泉、雪解けの川の水量が多くなるこの時期にしか沸き上がらない季節限定の温泉です。ここ数年、山菜教室の時期に立ち寄っていたのですが、全て時期が遅く、終了していましたが、今年は堪能することが出来ました。沸き上がっているお湯は炭酸を多く含んでおり、まるでジャグジーバスのようです。鉄分が多いお湯なので沸き上がっている部分は透明ですが、空気に触れると赤くなります。ぬるめのお湯は何時間でも溶けていられるすばらしい加減でした。久々の野遊びで山菜から温泉まで堪能することが出来て充実した休日でした。久々に渓流を見ていたら竿も出してみたくなりました。今シーズンの初釣りは少し早くなるかもしれません。