恒例の立山初滑りに行ってきました。いつもならば11月の3連休にスケジュールを合わせるのですが、今年はそれに遅れて1週間、本当にアルペンルートが閉鎖する最後の土日に行ってきました。観光客は殆どおらず、扇沢ターミナルから室堂まで売店も殆ど閉まっていました。まぁ、そんな寂しさなどどこへやら、雪に飢えた滑り者が大挙していましたが。。。立山の山小屋は前の週でしまっており、今回の宿は唯一営業している立山ホテルです。ターミナルと直結しており、ターミナルから殆ど歩く事なく宿に到着することが出来るのは本当に楽ですね。
混雑している割には扇沢を出発してから1時間半ほどで室堂ターミナルに到着。途中、ガスガスなので景色を楽しむと行った事無く、黙々と移動、乗り物の連絡が非常に良かったためでしょう。不要な荷物をデポして早々に出発します。視界はあまり良くありません。とりあえず一ノ越方面に向かいながら良いコンディションの斜面をガイドのTamaさんが探索します。
まずは浄土山の斜面を滑ることに。登り始めはガスガスでしたが、滑り始める準備を始めるとガスが晴れて来ました。青空も覗き始めて、滑るには絶好のタイミングです。コンディションは、フカフカの雪がうっすら乗った下がカリカリといった感じですが、場所によってはかなりいい感じで、シーズン初滑りとしては上々の斜面でした。いや〜雪が少なくて少し心配だったのですが、良い初滑りができました。
良いコンディションで初滑りができて気分良く、時間に余裕があるのでもう1本、室堂山を滑ろうという事で、登り返します。雪が少なくて地形がいつもと違うため、何度かニセピークにだまされます。今日、室堂に上がったばかりで2本はちょっと欲張りすぎたかなぁと、息を切らしながら少々後悔していたのですが。。。
室堂山の展望台からこの景色を見たら後悔も疲れも吹っ飛びました。やっぱり登り返してよかった！！2本目もフカフカの雪がうっすら乗っていて、下はカリカリでしたが、エッジも良く噛んで気持ち良く室堂ターミナルまで滑り降りることが出来ました。ここで日が落ちて来てタイムアップ。満足な初滑りでした。
あとはホテルでお湯にゆっくりつかって贅沢な夕食。たまにはこんな初滑りも良いですね。お楽しみ宴会は残念ながら頭が痛くなって早々に就寝してしまいました。やはり初滑りで初日なのに2本ははしゃぎ過ぎだったのかもしれません。