渓流旅のねぐらはタープだけです。渓の夜風は真夏でも肌寒いのですが、薄手のダウンやシェラフカバー等で寒さ対策をきちんとしていれば、かなり快適です。今回の天場は下が砂地であまりゴツゴツしていなかたのでぐっすり眠れました。
今日は軽装でテン場から上流を釣り上がります。途中2又に分かれており、大岩がゴロゴロ点在する沢をまずは釣り上がることになりました。天場以前よりも急激に傾斜がきつくなり、所々に落ち込みが点在するので、きっと岩魚がガンガン出てくるだろうと期待していたのですが、なかなか岩魚の姿を拝むことが出来ません。濁りがちょっと強すぎるのか。。。昨日同様にルアーのサイズを大きくしてみることに。
やっと釣れました。濁りのコンディションに合わせたのか、飴色掛かった体色。ですが、なかなか岩魚のいそうなポイントで姿を見ることが出来ないので、出合いまで戻って、もう一方の沢を釣り上ることにしました。
その前に時間もちょうど良いので、昼食にラーメン。ソーメンもいいけど、あったまるマルタイラーメンも渓流にベストマッチです。魚肉ソーセージに釣った岩魚も入れて頂きます。ちなみにこれは4人前です。間違ってもこのバケツラーメンを1人で頂くなんてことはしていないことを予め言っておきますw
昼食後は出合いからもう一方の沢を釣り登ります。最初に釣り上った荒々しい渓相とは異なって、こちらは落差も少なく、木々の生い茂る穏やかな流れです。濁りも少なめです。所々のプールでポツポツ食べごろの岩魚が釣れました。今晩のメニューは岩魚づくしになることが期待できます。
渓流釣り始めてでもこの通り。この後更に大きなのがヒットしましたが寸前のところでばらしてしまいました。フライとルアー交代しながら釣り上がり、4人のメンバーで岩魚づくしを満喫できるだけの岩魚をキャッチしたところで納竿してテン場に戻りました。GPSで見たところ更にか沢は奥まで続いているので、まだまだ楽しめそうです。
岩魚の塩焼き、セビッチェ、岩魚寿司、骨せんべい、そして特製キノコカレーと豪華な岩魚づくしメニューで担ぎ上げたビールがあっという間になくなり、Tamaさんの美味しい日本酒をごちそうになりました。これがあるから、上るのにヘロヘロになっても渓流旅は止められません。今日も沢山釣り上がって、美味しいものを頂きシアワセ気分で早めの就寝となりました。