前回の雪山から1ヶ月も経過してしまいました。車のヒーターがトラブったりして、なかなかフィールドに足を運ぶ事が出来ませんでした。今日は戸隠の奥社〜キャンプ場周辺を鱗板で徘徊します。前日の深夜に東京を出発、道の駅しなので仮眠を取って、明るくなってから奥社に向かいます。前夜に降雪があったため、いい感じで雪原歩きが楽しめそうです。
ルートはほぼフラットなのですが、何度か小川を交差するため、ルートを外れると反対側に渡れない事も。。。道標がしっかり整備されているので、これをたよりにトレースから大きく外れなければ迷う事は無いでしょう。(と言っておいて、このあと痛い目に会うのですが。。。)スタートは白樺林の中を小川を何度も交差しながらキャンプ場まで。適度に板の鱗がグリップして、スケーティングしながら雪原歩きを楽しみます。
あっという間に戸隠キャンプ場に到着。雪の積もったバンガローがちょっとかわいいです。キャンプ場は冬期閉鎖で営業していませんが、ファミリーでそり遊びを楽しんでいるグループがいました。自分もまっさらノートラックの雪原を自由に歩き回ったり、緩い斜面をちょっと滑ったりと、ここでしばらく雪遊び。テルモスに入れたチャイとあんぱんをかじって燃料補給してから、別ルートで奥社方面に戻ります。歩きとしてのメインは、この後半部分になります。
後半は、小鳥の小径というキャンプ場の裏側から奥社の随神門に続く遊歩道を歩きます。と言っても、道は雪に覆われていて分かりません。以前、夏にこのルートはハイキングで歩いた事があるので、地図でルートを確認、丸山といわれる小高い山を回り込むように歩いて行きますが、途中からトレースがぷっつりと消失。。。途中から道標も見かけられなくなったので、トレースに誘導されるように歩いていました。まわりは高低が無く林に覆われている為、方向も見失いやすくなっています。完全に迷ってますorz
こんな時に役に立つのがGPS。トラックを確認すると、丸山を余計に回り込みすぎて、歩いて来た方向に向かって戻っていましたorz 最初からちゃんとGPSを確認しながら歩いていれば、こういった状況にはならなかったでしょう。
ルートに復帰してからも、ルートを外れる事数回。手軽なコースとはいえ油断は出来ません。小鳥の小径の後半はフラットな森の中のコースとなる為、方向を見失いやすくなっているので注意が必要です。今回は現在位置の確認用にGPSを持って行きましたが、次回からは参照用に夏道のルートを入れて、積極的に使った方が良いと思いました。随神門に近づくと太い木が多くなり木々の間隔が広くなります。同じ森でも風景がハッキリ変わるので、GPSで現在位置を確認してひと安心。時間に余裕があれば、鏡池まで足を伸ばそうと考えていましたが、その元気もなく、無難に参道を歩いて駐車場に戻りました。
締めはやはりここ、うずら家さんで大権現。
今回、初めて鱗板で戸隠を徘徊しましたが、予想以上に楽しいです。スノーシューのまったりした移動とは対照的に軽快さがあります。滑り系 も楽しんでいる自分としては、こちらの方が合っているかもしれません。次回は鏡池方面を歩いてみたいと思います。