最終日は国見岳から天狗原へ滑り降りるルートで締めくくることに。ここは先々シーズンの11月にへとへとにされた所。スネにインナーがあたって痛くなり、コンディションが万全でなかったとはいうものの、明らかに登りの急斜面にやられているといった感じだった。
う〜ん今回は大丈夫かなぁ、シールで登ることになるし・・・・と思っていたら、たまさん曰く「シール5日目ならなんとかやっつけられるんじゃない?キックターン次第だけど」とアドバイス(?)
このツアーでいろいろアドバイスをもらって、ひとつひとつ丁寧にやってみる。まず、足場をきちんと平らにすること。片足に体重をかける場合はエッジに乗るのではなく、シール全体に乗ること。(このあたりは教わるまでは全く逆のことをやっていた。シールに乗った方が摩擦が大きくなって踏んばりやすいのだそうだ。)抜き足は大きく上げずに、ヒールビンディングにエッジを軽く当ててそれを支点に回す。足首を柔軟にしてなるべくシールを雪面に密着させるようにする。
結構落ち着いて一つ一つ丁寧にやってみると以外とするりとできてしまった。集中してツアーでいろんな人にコツを教えてもらったのも良かったのかもしれない。今日は景色を眺めながらの余裕のある登りができた。個人的にシールでの登りのリズムが合っているのかな。前回苦労した登りがあっという間に登りきってしまった。おぉ、なんか楽しいぞ!!>シールのハイクアップ