阿賀野川河原での野外宴会翌日、妙高まで足を伸ばそうということになった。目的はもちろん、ARAIのパパ・アルベルトだ。先週、台風の中のぶらぶら旅で白馬に行くか、妙高に行くかKIYO&KAYO夫妻と悩みに悩んで、白馬に決めたのだが、参加できなかった、いとー氏のうっぷんをここで晴らすため、という名目もつけて4名で高速を飛ばして、妙高に向かった。
久々のパパ・アルベルトはメニューが一新。ピザの内容も変わっていた。昨シーズンなくなってしまった、ゴルゴンゾーラのピザがパワーアップして復活。トマトソースを塗らないで、生地とチーズのみで焼き上げたピザに蜂蜜をかけていただく。チーズの塩っ辛さと蜂蜜が驚くほどマッチしている。食事に行く度にゴルゴンゾーラを裏メニュー的にオーダーしていた影響なのか、パワーアップした復活はうれしい限り。もう一品お勧めの品でオーダーした辛いサラミとマスカルポーネのピザも、癖になりそうな美味しさ。こってりとしたマスカルポーネはピザにしても美味しかった。
お土産にARAIビールは買えないものかと聞いてみると、ビール工場で購入できるとの事。わざわざ連絡して問い合わせてもらった。ビール工場はARAIの施設の中にあるので、お腹一杯になったところで、散歩がてらビール工場へ。入り口でビール工場の方が出迎えてもらい、ビール工場の中まで見学させて頂いた。
ARAIビールは日本の地ビールでも珍しいベルギータイプのビールで、工場の作りからして本格的。わざわざ海外より本場ベルギーで使われている設備を注文して工場を作ったとの事。案内していただいたスタッフの方は、ここの設備がどれほど素晴らしいものか、うれしそうに私達に話してくれた。前日に見学したSnowPeakの工場でも感じたことだが、「良いものを作れば正当な評価が返ってくる」ということが通じなくなってしまった世の中で、物作りの職人的精神がひしひしと伝わってきた。