予報は曇りで降水確率も時間を追うごとに低くなってくるので、現地までは行ってみる。局部的に晴れ。風も前日よりは弱いので、頂上までとは言わないまでも、上がれるところまで上がってみようということになった。
今回は昨シーズンの終わりにクライムアシストを取り付けたスノーシューを試すために、スワローを担いで登る。尾根の上り口からちょっとしたラッセルになる。いとー氏、シールなのになぜか苦戦。登り方は忘れてしまっている様子(笑)自分も久々のスノーシューでちょっと苦戦。クライムアシストは、なかなか効果があった。取り付けをきちんとしないと、踏み込んだときに倒れてしまうので、この点は注意しないといけないかも。
全体的にスローなペースで稜線に出たところでタイムアップになってしまった。滑って面白いのはこの地点から尾根伝いの斜面なので、早々に滑る準備をする。積雪は適度な硬さの斜面にほんのりとかぶっている程度だが、適度な斜度とまっさらな白い斜面でかなり楽しめた。
途中から尾根ひとつ間違えたことに気が付く。目標の滑り降り地点はしっかりと確認できるような状態だったので問題ないだろうと滑り降りたのだが、見事に沢を渡り歩く羽目に・・・(T-T)幸い雪でしっかりと埋まっていたので、十分に積雪のある場所で横切って難を逃れる。後で駐車場でこのエリアに詳しい方から得た情報では、尾根の途中のオープンバーンから沢に向かって滑り込むと、沢が完全に埋まってフラットになっている場所があるそうで、その部分を横切るのが通常のルートだそうだ。う~ん、確かに楽しそうなオープンバーンがあって、そこからは沢らしき地形は確認できなかったのだが、もったいぶって、そのまま尾根伝いに降りていったのが良くなかった。状況が把握できる地点でどう行動するか、再考することは大切だなと思った。
滑走距離:744 滑走本数:1