佐渡山のピークから東側にある1738ピーク。地形図で名前は明記されていないが、一部ではマゾ山などと呼ばれているらしい。(サド山とマゾ山ってベタベタだなぁ。)前回の宿題を終わらせるため、またまた佐渡山へ。しつこさの度合いは、もうストーカーレベルですな。
下山後、東京まで1人で運転しなければならないという状況もあり、今回はいつもより2時間ほど早く大橋を出発。ところが前日の降雪で上りは終始ラッセル状態。乙妻山へ向かうグループは何組もいるのだが、佐渡山は自分ともう一組だけ。もう一組のグループは年配のご夫婦でゆっくりスタートするということで、尾根への取り付きからピークまできっちり一人でラッセルしてしまった。通常時間より40分オーバー。
先週、検討した北へ伸びる尾根を滑るのも面白そうだなぁと思ったのだが、滑り降りて、またシールで登り返しはラッセル後ではきつそうなので、予定通り東側
の尾根を滑って、マゾ山を目指す。途中、北側の尾根の斜面を見ると、先週大きく成長していた雪庇が落ちて雪崩が発生していた。とても魅力的な斜面だが、こ
ういうのを見ると躊躇してしまう。佐渡山ピークからマゾ山まで短い滑りと登り返しが2回ほど。ピークから鞍部に滑り降りたら、スキーモードで移動するの
が無難だと思った。途中までツボ足で移動したが、カリカリの硬い雪面で歩くのがちょっと怖かった。
問題の大タルミ湿原は地形図から想像していたよりも小さかった。滑る斜面はさほど距離はないものの、適度な木の間隔で楽しい。だが楽しいのはこの斜面だけで湿原の端まで移動して、林道伝いの後半は斜度があまり無くて少し物足りない感じだった。う~ん、期待が大きすぎたかなぁ・・・
ただ、大タルミまでの登りはさほどきつくないので、ここをベースにマゾ山や黒姫山をピストン滑走するのも面白いかも・・・滑りたい本数だけ自分で登って滑ってね、といった感じでできそう。
最後の最後でまたまたルートを見失い、超極浅の沢を渡る。おまけで雪を踏み抜いて笹林に埋まる・・・もう春ですな。