数回使用してみた結果、隙間が大きいと雪が詰まってそれがブレーキになってしまう場合があることに気が付いた。フロント部分は特にそれが顕著に現れるので、Voileのキットのマウントフックを取り付けることにした。

付属のネジは頭にテーパーが付いているため、形状に合わせて穴にもテーパーを付ける。最初は径の小さいドリルで当たり用の穴を開けて、ネジ頭と同じ径のドリルで浦和のソール部分に穴を開ける。今回はソールが全て削れて、下の樹脂が見える程度、ドリルで穴を開けた。後はリューターで現物を当てながらテーパーを漬けていく。意外と時間がかかって面倒くさい。

取り付けて初めて気が付いたのだが、このマウントフック、良く考えられている。隙間が出来るのは、お互いの板が反ることで発生するので、この反る力をフックを使って板同士で相殺するような感じになっている。Voileのキットの説明では接地面から約3cm中心よりに取り付けると良いらしい。左右への反れをこのマウントフックで相殺して、上下への反れはプレートで相殺。それぞれのパーツで役割がきちんと別れている。SplitMonoSkiの場合はこのマウントフックをセンターにもうひとつ追加することで、実はきちんと接合することが出来るかもしれない。